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28日メインはA級二組「春分特別」。重賞で3戦連続3着アドマイヤメテオの地力に期待する

2020年03月27日

 今週は再開2週目。28日は2度使い(1開催2出走)のC2級戦が第2Rから第8Rまで組まれているが、この2度使いにもセオリーがある。

◇着順以上に走破タイムを重視
もちろんレースは生き物だから引っ張られて時計が良かった馬もいるが、基本はタイムを信じる手。

第1Rは3歳C1戦だから、1開催1出走。第2RのC2級十九組(1300m)で紹介してみたい。

シーズン初出走は(8)クリノザビエル1頭で、ほかの8頭は3月20日に走った。タイセイアピールが勝った第1Rから5頭、シゲルシチフクジンが勝った第2Rから3頭がエントリーした。

◎は(2)スギノハヤブサ。1頭だけ1分25秒台をマークした。園田から転入タイセイアピールが1分22秒9で圧勝したが、これは強すぎた。我々もこの時計を見て砂が軽いのかなと錯覚してしまうほどだったが、1頭だけが別格だった。

結果、スギノハヤブサは4着に敗れたが、仕方なしの結果。今回、ほかのメンバーが前走1分27秒台が最高で、単純に2秒近く速い。仮に敗れるとすれば一昨年10月以降、ほとんど凡走。勝ち味を忘れてしまった場合だが、今回に限れば中心不動と見ていい。

そして相手は前走1分27秒5で5着(1)シャドウラーテル、1分27秒7で6着(6)ミルコメダ。自分はシャドウラーテルの時計は引っ張らっれた面もあるのでミルコメダを上位に採ったが、結果は如何。

メイン11RはA級二組による「春分特別」(水沢1600m)。ここは全馬が休み明けなら格を重視する手だろう。

アドマイヤメテオは中央芝2勝・1000万下(現2勝クラス)から転入。ダート未経験だったため、時計のかかる馬場対応が不安だったが、初戦の水沢1800m戦0秒2差3着で課題をクリアーした。

ただ、その一戦後に脚部不安が発生して4ヵ月半ほど休養。8月末に戦列復帰したが、本来の動きを取り戻せず入着一杯。芝に活路を求めても6着に終わり、衰えが隠せないかと思わせた。

一変したのは絆カップから。おそらくレース勘を取り戻したと思うが、7番人気の低評価を覆して3着。続いて白嶺賞3着、ファン投票・桐花賞でも3着に健闘。無理をさせなかったのが功を奏した。

死角があるとすれば重賞3連続3着ながら勝っていない点。強豪メンバーでも好勝負したが、相手弱化でも勝ち切れないケースも多々。ひとまず地力が違うと判断したが、不動の本命とは言えない。

逆転筆頭はヤマニンボアソルチ。自分の型に持ち込めないとモロさを出すが、スンナリなら強じんな粘りを発揮。2ヵ月休養明けでも3着、2着、トウケイニセイ記念でも5着に粘った。

逃げを主張するであろうマリーグレイスとの折り合いがカギだが、流れ落ち着けば2番手でもこなせるタイプ。ペース次第では行った切りも考えられる。

スカイサーベルは昨年5勝2着2回。ひと頃、精彩がなかった時期もあったが、終盤に再反撃。トウケイニセイ記念でヤマニンボアソルチに先着3着を確保した。通算8勝のうち7勝が1600m戦。得意の条件で一発を狙う。

マリーグレイスは力の要るダートに手こずっていたが、11月の盛岡ダート1800mを逃げ切って覚醒。逃げ切り3連勝を飾った。

元々、入れ込みが激しい牝馬だったが、レースに集中できるようになって急成長した。さすがにトウケイニセイ記念は相手が強く8着だったが、逃げの手を打てなかったのも敗因。同型いても強気に攻めれば侮れない存在となる。

ケルヴィンサイドは昨年8月以来の実戦がどう出るかだが、潜在能力は間違いなくトップクラス。ツボにはまれば一気台頭まで。

ウインルーカスは芝で新境地を開いたが、ダートでも好走。決め手勝負に持ち込めれば連対確保の可能性がある。

◎(5)アドマイヤメテオ
〇(4)ヤマニンボアソルチ
▲(1)スカイサーベル
△(7)マリーグレイス
△(3)ケルヴィンサイド
△(6)ウインルーカス


<お奨めの1頭>
3R ブラックギムレット

2Rと同様、1分25秒台をマークしたのは1頭だけ。元B1の格を前面に岩手初勝利を飾る

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