6月7日(水)の名古屋競馬メイン第10レースはJRA交流「名古屋CCピーチ賞」(3歳2組・中央未勝利、名古屋競馬場1400メートル)。
力が定まっていない、3歳未勝利クラスの中央交流戦は、波乱決着も少なくない。しかし地力とスピード絶対値でまさるJRA勢がやはり優位。なかでもキャリアはわずか2戦と浅いが、ともにひとケタ着順でまとめてみせる◎5 サンバディ(牝、JRA・中竹和也厩舎)を中心視したい。およそ3か月ぶり実戦になったが、新馬戦、前走ともに7着。勝ち馬から2秒以内に食い込んでおり、相手が手頃になる地方遠征となれば、実績上位とも言える存在。馬場こそ違うが前走の阪神ダート1400メートルで、1分27秒2のタイムで駆けているのも魅力の1つだ。
小回りコースの交流戦で、先行力が生きてきそうなのが、○7 コンプレアンノ(牝、JRA・小檜山悟厩舎)、▲10 ビーフォルツァ(牡、JRA・牧田和弥厩舎)。2頭ともにひとケタ着順と先行実績を持つ。中央では失速しているが、平たん小回りコースに変わる地方交流戦。あっさり逃げ切っても驚けない。
新馬戦以来、6か月半ぶり復帰戦だが、初ダート、しかも地方遠征とあれば、△6 クリノアパッチ(牡、JRA・大根田裕之厩舎)も一発の可能性を秘める。
地元勢では勝ちみは遅いが、安定した末脚と堅実駆けに定評のある△9 トミケンキパジ(牡、田中敏和厩舎)に期待がかかる。勝ち切るまではどうかだが、2、3着なら。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔6・7・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→6・7・9・10→6・7・9・10 6・7・9・10→5→6・7・9・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)