4日(日)佐賀競馬メイン第12レースは「短夜特別」(B級1組、佐賀競馬場1750メートル)。
◎8 テイエムボンドン(牡4、坂井孝義厩舎)は、B級特別(S2重賞)では、4走連続の3着の後、前走のあやめ特別(5月21日、1750メートル)では直線鋭く伸びて、勝ったテイエムサンピラーにアタマ差(タイム差なし)の2着と、勝利まであと一歩のところに来ています。今回はテイエムサンピラーは前日の鶴見岳賞へ登録。B級特別(S2重賞)の勝利実績があるのはテイエムトッピモンとテイエムマケンゲナの2頭だけです。その両馬ともに、近走でこの馬が先着した実績があり、B級特別初勝利の大きなチャンスが巡ってきました。
○6 テイエムトッピモン(牡6、川田孝好厩舎)は、昨年6月のB級昇級後は掲示板外に敗れたのは2度だけと、堅実に上位を確保しています。前々走のカーネーション特別でB級特別初勝利を挙げました。そのレースは1400メートル戦でしたが、中距離戦でも馬券圏内進出の実績は豊富で、ここでも優勝争いとなりそうです。
▲5 スラッシュ(牡4、真島元徳厩舎)は、あやめ特別がB級昇級初戦でしたが、先行集団に加わってレースを進め、勝ち馬からコンマ3秒差の3着でした。2着のテイエムボンドン、同4着のテイエムトッピモンと互角に戦っており、昇級2戦目の今回、優勝争いへの進出が期待されます。
高知から転入初戦の△1 コスモツケマ(牝6、池田忠好厩舎)、JRAから転入初戦の△4 ブラボーリリック(牝4、川田孝好厩舎)は、JRA所属時には中距離を主に使われていました。今回の出走馬は近走は短距離戦を使われていた馬も多く、この距離で浮上の余地はありそうです。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 8・6→8・6・5(4点)
3連単(フォーメーション) 8・6→8・6・5→8・6・5・1・4(12点)
(文/上妻輝行)