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6月12日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースに「とかちダービー」(3歳オープン)が行われます。
別定重量戦のため各馬にハンデが課せられています。最軽量620キロがナカゼンガキタ、コウシュハサマー他1頭、640キロがマツカゼウンカイ、メジロゴーリキ、カネサスペシャル他1頭、トップハンデがホクショウムゲンの670キロで、その差は最大で50キロと大きくついています。
とかち皐月賞出走馬がホクショウムゲン、メジロゴーリキ、コウシュハサマー、ナカゼンガキタ、カネサスペシャル、センショウニシキの6頭で再戦模様と言えます。そこで1番人気に支持され10着と惨敗したホクショウムゲンが障害を修正されて巻き返しを図る一戦となりそうです。
◎8 ナカゼンガキタ(牝、西康幸厩舎)620キロを本命に推します。とかち皐月賞は15秒8差の9着と敗れていますが、当時は逃げるメジロゴーリキ、ジェイワンが作った前半35秒の流れにも遅れずに進み、障害もひと腰、さすがに直線で失速しましたが、見せ場十分の走りでした。今回はとかち皐月賞1、2着馬が不在。トップハンデのホクショウムゲンも障害修正中なら、人気薄でも軽量を生かしての大駆けがあっても良い展開です。
〇4 メジロゴーリキ(牡、岡田定一厩舎)640キロが対抗です。とかち皐月賞では6秒差の4着と健闘しています。1着ミノルシャープには直線で差し切られましたが、スタートから終始先行し、積極的なレース運びには好感が持てる内容でした。
▲3 ホクショウムゲン(牡、服部義幸厩舎)670キロが3番手です。ハンデ差60キロあったとかち皐月賞では1番人気に支持されましたが、障害でのタイミングが合わずに10着と大敗しています。1開催休養して障害も修正され巻返しを図りますが、今回も50キロのハンデ差は厳しく、主戦の鈴木恵介騎手から菊池一樹騎手へのテン乗りもあり3番手評価です。
<おすすめの買い目>
馬単 8→4・3・6・2・5(5点)
3連単(フォーメーション) 8→4→3・6・2・5(4点)
(文/小寺雄司)
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