8月21日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「JRAジョッキーDAY記念」(オープン)が行われます。
今年も中央競馬のジョッキーたちが、元気を届けに帯広競馬場にやってきます。年に1度のファン待望のJRAジョッキーDAYは、今では夏の風物詩となっています。
前開催で行われたばんえいグランプリの優勝馬ニュータカラコマは出走を回避し不在ですが、2着コウシュハウンカイ、3着オレノココロ、4着フジダイビクトリー他5頭と出走馬が多く、再戦模様と言えます。オープン特別の今回は、ばんえいグランプリ当時よりも負担重量が80キロ〜100キロ軽くなるので、展開一つではガラリ一変もあります。
◎9 オレノココロ(牡7、槻舘重人厩舎)725キロを本命に推します。ばんえいグランプリ3着馬です。ばんえいグランプリ当日は雨で極端に軽い馬場になった為に、スタートから先行集団を進んだものの障害の天板でヒザを付いてしまい、それが響いて1着ニュータカラコマに4秒5差の3着と敗れています。今回は好天に恵まれて、道中の展開も落ち着いて自分の展開が出来そうです。前走の巻き返しを図ります。
〇5 フジダイビクトリー(牡9、中島敏博厩舎)710キロが対抗です。今季は未勝利ですが、レース内容は毎回見せ場十分と言えます。北斗賞では1着ニュータカラコマに3秒3差の3着、オッズパーク賞サマーカップも3秒3差、前走ばんえいグランプリも、ニュータカラコマの11秒8差の4着と、3戦ともニュータカラコマに負けていますが、今回はそのニュータカラコマが不在。ここは勝ち負けに期待がかかります。
▲8 センゴクエース(牡5、槻舘重人厩舎)715キロが3番手。高重量が最大の弱点と言えるセンゴクエースですが、オープン特別なら出番もあります。715キロの軽量を生かしての大駆けも十分あります。
△1 コウシュハウンカイ(牡7、松井浩文厩舎)730キロも、オープン上位馬とは実力に差はありません。今回の730キロは他の有力馬とは5キロから20キロの差があり、最大の敵になりそうです。
<おすすめの買い目>
馬単 9→1・5・7・8 (4点)
3連単(フォーメーション) 9→5→1・7・8(3点)
(文/小寺雄司)