8月16日(水)の笠松競馬メイン第10レースは「春駒特別」(C級16組(ロ)、笠松競馬場1400メートル)。
確かな主役不在で混戦模様だが、ひと叩き効果が見込める◎5 アラシ(セン4、尾島徹厩舎)のさらなる前進に期待だ。前走16組は9か月ぶりの復帰戦。ブランクが長く、大きな不安材料をかかえた参戦だったが、中団キープから外を回って息の長い末脚を駆使。直線半ばで前団を捕らえ、鮮やかに復帰戦を飾り、初勝利を挙げた。暑い夏場もあって、軽い稽古メニューに止まるライバル勢が多い中、アラシは併せ馬で意欲的な追い切りを消化し、動き・内容も上々。久々を使ったことで中間気配はアップしている。前走勝ち時計こそ平凡だが、再度直線勝負に持ち込めば、連勝可能。
同タイプの先行ライバルが少ない構成魅力は○1 ミツアキトン(牝4、後藤正義厩舎)。内枠の利を生かして2番手から先行快勝した前走同様、ロスの少ない絶好1枠スタートは願ったり叶ったり。マイペースの逃げに持ち込めば、押し切りは互角。
▲7 ナスノチドリ(牝4、井上孝彦厩舎)の前走6着は初の特別参戦よりも後手に回ったスタートロスと後方からの競馬が影響したか。2走前には19組ながらスムーズな競馬で7馬差つけて圧勝している。五分のスタートで、流れに乗ってレースを進めれば、素早い反撃があっても驚けない。
最近2走は甘いスタートが影響している△6 コイシグレ(牝4、青木達彦厩舎)に、出走取消後でも先行力を持つ△8 ボルテージアップ(牡4、笹野博司厩舎)も一発の力を秘めている。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔1・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・6・7・8→1・6・7・8 1・6・7・8→5→1・6・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)