8月20日(日)に行われる金沢競馬のメイン第11レースは、準重賞「くろゆり賞」(2歳奨励・抽選馬、金沢競馬場1400メートル)です。
◎7 カイジンファルコン(牝、金田一昌厩舎)のスピードに注目です。デビュー戦こそスタート直後に落馬して競走中止の不運に泣きましたが、900メートルの2戦目は2着馬を20馬身以上も置き去りにする一人旅、距離が1400メートルに延びた前走も8馬身引き離す圧逃劇でした。今のところ同世代の中にはついて行ける相手がおらず、今回もゲートからダッシュ良く飛び出してペースを握ってしまえば独走状態に持ち込んでしまいそうです。
相手探しが難問で、○4 ブラックセドナ(牝、金田一昌厩舎)を有力視したいです。カイジンファルコンと一緒に走った前走は、離れた3番手を追走して3着でした。まだテンションが高いのが課題ですが、初めての1400メートル戦でも最後まで崩れず詰め寄ったのは評価できます。2走目なら着差も詰められそうです。
▲9 マナレア(牝、金田一昌厩舎)は6月のデビュー戦は熱発のため出走取消しましたが、仕切り直しとなった前走は発馬でやや後手を踏みながらも、すぐに2番手をキープして逃げた馬をゴール前で捕らえました。能力検査時よりも40キロ以上も馬体重が増えて成長しているのはプラスで、差した前走内容から距離が1400メートルに延びてもこなせそうです。
デビュー戦で直線外から伸びて2着の△1 ロンプフェイス(牝、金田一昌厩舎)や、前走出遅れて人気に反した△3 シオジスター(牝、金田一昌厩舎)も、展開次第で次位争いに顔を出してきそうです。
<おすすめの買い目>
馬単 7→4・9・1・3(4点)
3連単(1軸流し) 7→4・9・1・3(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)