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月、火曜日の連続開催で行われている今週の金沢競馬。14日(火)は最終第11レースの「ハナミズキ賞」(B2級四組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)は、出走する全10頭に何かしらの印がつく大混戦になっています。
一番成績が安定しているのは◎5 レッドオリアナ(牝6、加藤和宏厩舎)です。前走も3着と勝ち切れませんでしたが、好位3番手から早めに先頭へ抜け出して勝ちにいった姿勢は評価できます。冬場の高知から7戦連続で3着以内を外していない抜群の安定走行で、2着だった今季初戦と同じ牝馬限定戦なら持ち時計の比較でも優位で、勝ち負けが期待できます。
レッドオリアナと同じ前走で4着に伸びてきたのは○6 ハートブレイク(牝6、奥高平厩舎)でした。後方から追い上げてくるタイプだけに展開に左右されやすい面はありますが、3コーナーで前が塞がる不利がありながらも、直線に向くとしっかり伸びてきました。前走と同様にレッドオリアナが、3コーナー手前で逃げた馬を早めに交わす展開になるなら、末脚が届くチャンスは十分にあります。
▲7 パットサイテ(牝5、加藤和義厩舎)も堅実に追い上げてくる末脚があります。前走は5着と連絡みできませんでしたが、3着だった今季初戦よりも走破時計は詰めています。再び直線の追い比べ勝負になるなら浮上がありそうです。
△8 カトリーヌエミュー(牝5、高橋道雄厩舎)は冬休み明け初戦こそ5着と伸び切れませんでしたが、ひと叩きされた前走は中団から鋭く伸びて差し切りました。勝ち時計も平凡でまだ本調子とはいえませんが、昨春はA2級で連絡みしていた実績から、B2級にクラスが上がっても引き続き警戒は必要です。
△10 ベルコルポ(牝5、佐藤茂厩舎)も冬休み明け2走目となった前走は3着まで伸びて変わり身を見せました。徐々に後方で控えるレースも覚えてきており、展開次第でゴール前突っ込んでくる可能性はあります。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔6・7・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→6・7・8・10→6・7・8・10 6・7・8・10→5→6・7・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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