重賞レース直前情報
■2019年09月29日
第14回金沢プリンセスカップ(金沢)

9月29日(日)に金沢競馬場にて、第14回金沢プリンセスカップ(2歳牝馬・1400メートル・16時55分発走予定)が行われます。今年の出走馬10頭のうち、金沢でデビューしたのは7頭。未勝利馬も4頭いますが、それぞれ善戦歴がありますから、侮れない面もありそうです。というのも、昨年は3着に11番人気が入り、一昨年の3着は12番人気。今年もそういった存在の台頭には注意する必要があるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝しているが、2着と3着がなし。2番人気は1勝、2着3回と健闘しているが、3番人気は3着が1回だけとなっている。9月中旬に実施された3年前を除く4回は、8番人気以下が2着または3着に入っている。その4頭には、2走前までに4着または5着があったことが共通している。2走前までに勝利を挙げていた馬が1から2頭連対。3着内馬はすべて1勝以上を挙げていた。

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    出走馬短評
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チョウマイモン デビュー戦は2着だったが、続く2戦目は中団のまま見せ場なく6着。その成績で再び中1週での3戦目では、今回も厳しい戦いになりそうだ。

リザード 門別のデビュー戦は5着だったが、その後は一般戦で3戦とも2着。今回は金沢での初戦となるが、兵庫の吉村智洋騎手を起用した点も含めて注目できる。

ハイタッチガール 門別の短距離戦では時計的に厳しかったが、5戦目の1700メートルでJRA認定戦を勝利。金沢初戦の前走は逃げ粘れなかったが、2戦目なら前走以上が狙えそうだ。

グラムデイジー 8月初旬のデビュー戦を逃げ切ったが、その後は勝ち馬からの着差が大きいという結果。それでも牝馬限定戦でスタート五分なら、善戦の可能性があるだろう。

シュネルン デビュー戦で2着に入ったが、その後は勝ち馬から1秒以上の差がつく状況。小柄な馬体という点を含めて、ここで一変するとは考えにくい。

ハートフルシーン JRAでは2戦とも勝ち馬から2秒差以上で敗れたが、金沢では2戦とも2着に8馬身差をつける勝利。その走りなら、ここでも首位争いが見込めそうだ。

ドンナフォルテ 8月初旬のデビュー戦を圧勝し、続く2戦目は3着だったが、3戦目の前走でJRA認定戦を勝利。今回も主導権を取っての押し切りが期待できるだろう。

ハクサンホーリー 7月のデビュー戦は3着だったが、約2カ月半ぶりの前走を快勝。しかし時計的には平凡で、今回のメンバーでは首位争いまでは厳しいだろう。

マロンブランド デビュー戦で2着に入ったが、その後は4着、3着、5着と善戦止まり。底力不足は否めないが、相手なりに走れる可能性は秘めていそうだ。

ミライヘノトビラ デビュー戦は逃げて失速し3着だったが、2戦目は逃げ切って勝利。その後の2戦の成績をみると、時計的な限界があるのかもしれない。

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   レースの狙い
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ハートフルシーンは金沢での2勝がともに圧勝で、今回も先行策から押し切れそう。ドンナフォルテもスピード上位で、流れひとつで逆転が考えられそうだ。ハイタッチガールは時計的に微妙だが、転入2走目での前進に警戒して3番手にマーク。差し脚があるグラムデイジーにも警戒したい。流れ込みが狙えそうなリザード、2走前に善戦をみせたマロンブランドを3連勝式の穴として挙げておく。


金沢プリンセスカップ2歳牝馬の出走表はこちら

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