重賞レース直前情報
■2019年10月08日
第14回道営スプリント(門別)

10月8日(火)に門別競馬場にて、第14回道営スプリント(3歳以上・外回り1200メートル・20時40分発走予定)が行われます。今年は他地区から参戦はなく、地元馬11頭による争い。同距離で実施された8月のエトワール賞を5馬身差で圧勝したジョウランが不在の組合せとなります。ここにも出走している同レース2から7着馬はコンマ2秒差以内と接戦だっただけに、難解な一戦といえそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。1番人気は3勝、2着1回。1→3→2番人気で決まった2015年を除けば6番人気以下の馬が3着以内に1から2頭入っている。2走前までに他地区またはJRAに遠征した馬が1頭以上連対。3着以内馬15頭中12頭の当日の馬体重は494キロ以上と大型馬の活躍が目立つ。通算10勝以上していた馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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カツゲキライデン 重賞2連勝で臨んだ昨年のこのレースは好位から直線伸び切れず11着大敗。その後は名古屋を経て再転入したが、善戦止まりという成績では強調しにくい。

タイセイエクレール 今年5月の転入後は6戦して未勝利も、エトワール賞2着など善戦傾向。決め手が生きる展開になれば首位争いが狙えそうだ。

フジノパンサー 2走前のA1級下を3馬身差で快勝し、前走は5着に敗れたものの勝ち馬とはコンマ5秒差。重賞では今年のエトワール賞で3着と健闘しており、ここでも善戦以上が期待できる。

プロディジャス JRA500万下では2度の5着が最高だったが、今年7月の転入後は6戦2勝で、すべて4着以内と安定。重賞は今回が初挑戦になるだけに試金石となりそうだ。

メイショウアイアン 今年6月の北海道スプリントカップJpnIIIで2着と好走すると、続くグランシャリオ門別スプリントを勝利。今季北海道では4戦すべて3着以内と安定しており、ここでも勝機はある。

アップトゥユー 昨年のこのレースで4着を確保すると、それ以降もすべて掲示板内と安定。エトワール賞で逃げを打ったスピードは魅力で、展開次第では粘り込みが狙える。

ナリユキマカセ エトワール賞では6着に敗れたが、2着とはコンマ1秒差。続くA3級下を勝利し、前走のA1級下では6着に敗れたが、時計がかかれば浮上の余地はある。

ソルサリエンテ 2走前のエトワール賞では4着に敗れたが、内枠で出遅れたのが響いた様子。A1級下の前走では2着と巻き返していることから、スタート五分なら好勝負が期待できる。

そのほか、ヴァッフシュテルケ、ダモンデ、トルシュローズが出走する。

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   レースの狙い
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ソルサリエンテは揉まれにくい大外枠がプラスに作用しそう。重賞初制覇に期待したい。メイショウアイアンは北海道スプリントカップJpnIII・2着の実績から前崩れの展開なら差し切りが狙える。地元馬同士なら崩れないタイセイエクレールも上位争いに加わる。牝馬アップトゥユーは実績的にも善戦以上も。フジノパンサーはひと押しに欠ける面があるが、連下の穴として挙げておく。


道営スプリント〔H2〕(ファインニードル一般オープンの出走表はこちら
 

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