重賞レース直前情報
■2019年10月25日
第3回兵庫ゴールドカップ(園田)

10月25日(金)に園田競馬場にて、第3回兵庫ゴールドカップ(3歳以上・1230メートル・20時00分発走予定)が行われます。この距離で実施される園田競馬場の重賞はこれが唯一。出走馬のなかには昨年の覇者がいますが、はたして道中の流れがどれだけ激しくなるのか、そこが推理のしどころ。先行タイプを中心にするのか、それとも差し追い込みタイプが台頭するのか、展開面からの予想が有効になるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去2回の結果と、それ以前の同時期に実施されたA1クラスの1400メートル戦を対象に過去5年の結果をみていく。兵庫ゴールドカップの過去2回は、一昨年が3→4→5番人気の順で、昨年が7→4→1番人気の順。いずれも2走前までに重賞で8着以下に敗れていた馬が優勝している。過去5年でみると、前走が1400メートル以下で連対していた馬が1頭だけ連対。勝ち馬はすべて、当日の馬体重が480kg以上となっている。

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    出走馬短評
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アリオンダンス JRAと南関東で各1勝を挙げ、昨春の兵庫初戦から4連勝。その後は未勝利という状況は厳しいが、久々の短距離戦で一変を狙いたいところだろう。

タガノカピート JRA未勝利から兵庫に移り、園田FCスプリントを含む12勝をマーク。最近2戦は遠征競馬で11着だが、スピードに乗れれば巻き返しが狙えそうだ。

イルティモーネ 兵庫では49戦のうち34戦で3着以内と堅実だが、重賞では昨夏の摂津盃4着が最高着順。それでも差し脚がいきる流れになれば、善戦以上が考えられる。

エイシンエンジョイ 2歳時に北海道で3勝を挙げ、3歳時に大井で2勝して、今春以降は兵庫で6戦とも連対。今回も重賞連勝中のスピードを発揮できるかどうかだろう。

ウインベントゥーラ JRA時は芝短距離で1勝を挙げるも、昇級後は苦戦多数。兵庫移籍後は4勝を挙げ、最近4戦は1230メートルで健闘しているが、今回の相手は強力だ。

タラニス JRAのダートで1勝を挙げ、兵庫移籍後は5勝をマーク。この距離では2戦とも上位に入っているが、このメンバーに入ると見劣る感が否めない。

タガノラガッツォ JRA未勝利から兵庫に移って11戦連続で連対し、A級では5戦1勝でも2走前の1230メートル戦で差し切って勝利。今回も展開次第で上位争いに加わってきそうだ。

ゴールドスーク JRAのダート1400メートルで4勝し、昨秋の兵庫移籍後に2勝を挙げたが、休養明けの今春以降は7戦して善戦まで。それでも地力的に無視しにくい存在といえる。

ナチュラリー 昨年のこのレースでは7番人気で逃げ切って、その後は東京スプリントJpnIIIを除き、すべて3着以内と好成績。今回は外枠が課題となるが、この距離での実績は十分ある。

そのほか、メイショウナガヨリ、エイシンヴィーヴォ、ハドロサウルスが出走する。

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   レースの狙い
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メンバー的に先行争いが激しくなりそう。その流れならイルティモーネが展開的に恵まれるとみて主軸に抜擢。タガノラガッツォの差し脚も届く可能性が十分ある。エイシンエンジョイは重賞連勝中の勢い魅力で、今回も首位争いに加わりそう。ナチュラリーは外枠でどうかだが、先手主張が叶えば残り目が考えられそうだ。相手なりに走れそうなゴールドスークが連下の穴。タガノカピートは最近2戦が大敗だったが、地元に戻っての一変に少々警戒。


兵庫ゴールドカップ重賞23歳以上登録馬の出走表はこちら

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