重賞レース直前情報
■2019年10月20日
第42回ナナカマド賞(帯広)

10月20日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第42回ナナカマド賞(2歳・20時10分発走予定)が行われます。ばんえい競馬の2歳重賞戦線のスタートとなる一戦には10頭が出走。注目は何といってもデビューから7戦7勝で臨むキョウエイリュウでしょう。それでも各馬初の重量だけに実績はもちろん、夏を越しての上昇度にも考慮して予想する必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回。最近2年では1、2番人気とも連対しているが、それ以前はどちらかのみ連対。毎年5番人気以下が3着以内に1頭以上入っているのも特徴だ。連対した10頭のうち、9頭は牡馬。うち8頭は青雲賞で5着以内に入線。残り2頭は青雲賞には不出走だった。なお前走1着馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ゴールデンペガサス 通算3勝を挙げているが、大敗も多いという成績。青雲賞7着後の前走では僅差の3着と巻き返しているが、今回の相手では少々厳しいかもしれない。

アヴエクトワ デビューから2連勝を飾るとその後は善戦傾向を示し、2走前のいちい賞では2着と健闘。しかし前走は7着に敗れており、相手強化となる今回は押さえまでの評価が妥当だろう。

エンゼルフクヒメ 初勝利まで5戦を要したが、近走ではいちい賞を含め4連勝中と充実一途。前走では馬体を増やして牡馬相手に勝利しており、ここに入ってもチャンスが十分ありそうだ。

キタノボブサップ デビュー戦を快勝すると、8月にA級2組を勝ち、2走前の青雲賞では2着と好走。11戦してすべて掲示板圏内と相手なりに走れるタイプだけに流れ込みには要警戒だ。

キョウエイリュウ デビューから無傷の7連勝。10キロの賞金ハンデを課された前走は辛勝だったが、出走取消明けでも最有力の存在だ。

トワトラナノココロ デビューからの2連勝を含め、7戦連続3着以内と安定。最近2走は青雲賞6着で前走8着だが、青雲賞では障害はひと腰で越え、勝ち馬と5秒5差なら軽視できない。

コマサンダイヤ デビュー戦を圧勝するも9月中旬までは2勝どまりだったが、2走前の青雲賞を人気薄で勝利すると、前走では2着と善戦。最近2走のレースぶりなら上位争いが期待できる。

そのほか、アサヒユウシン、ニセコヒカル、ヒラリが出走する。

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   レースの狙い
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キョウエイリュウは出走取消明けになるが、デビューから7連勝ならトップハンデでも突破が可能だろう。牝馬エンゼルフクヒメは目下4連勝と充実しており相手筆頭に指名。青雲賞1、2着のコマサンダイヤ、キタノボブサップも上位争いに加わるだろう。トワトラナノココロは近2戦がいまひとつだが、地力的に警戒が必要だ。


ナナカマド賞(BG3)2歳オープン別定の出走表はこちら

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