10月24日(木)に笠松競馬場にて、第46回オータムカップ(3歳以上・1900メートル・15時50分発走予定)が行われます。出走馬の幅は3歳から10歳までと広く、金沢からの遠征馬とJRAからの移籍初戦を迎える馬もいますから、力量比較が難しいところ。馬場には降雨の影響が残りそうという点を含めて、展開から推理していくという手があるかもしれません。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(過去5年とも9月中旬から下旬に実施)。1番人気馬は2着2回。1着馬は2から3番人気馬となっている。2走前までに3から4着に入っていた馬が1頭だけ連対している。遠征馬が3着以内に1から2頭入っている。通算の勝利数が6から9勝の馬が1頭だけ連対しているデータもある。
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出走馬短評
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ヴェリテ 笠松移籍後の成績がいまひとつで、今回もどこまで流れ込めるかというところ。それでも渡邊竜也騎手へのスイッチは不気味に映る。
アンタエウス 東海ダービーでは9着に失速したが、休み明けの西日本ダービーでは粘って5着。今回は初めての古馬相手だが、善戦以上が狙えるかもしれない。
フジノナデシコ 金沢からの遠征馬。JRA時に1勝を挙げ、今春の金沢移籍後は14戦して3着以内が12回と堅実。距離適性的にもチャンスが十分ありそうだ。
コウエイワンマン JRAの芝で4勝を挙げたが、昨年以降は苦戦続きで、ダートに転じてからも大敗の連続。その成績では、移籍初戦からは少々厳しいかもしれない。
メモリージルバ 最近の好成績はすべて笠松でのもので、名古屋での前走は度外視可能。休み明け2戦目でコース替わりなら、今回も無視できない存在となる。
シャイニングアロー JRAの芝短距離で1勝を挙げ、東海地区へ移籍後は60戦3勝という成績。昨秋以降は苦戦多数で、重賞に入っては少々厳しそうだ。
ウインハピネス JRA所属時は地方条件交流戦で2勝して、笠松移籍後は9戦連続で連対中。今回は初の重賞挑戦で距離延長ではあるが、地力的にマークしておくべきだろう。
ドリームスイーブル 2歳時に北海道の一般戦で勝利を挙げ、笠松移籍後は金沢のMRO金賞で勝利。古馬混合重賞では4着までだが、流れ込む可能性は秘めている。
シャドウチェイサー JRA時に4勝を挙げ、南関東では未勝利だったが、今春の笠松移籍後は8戦して7連対。サマーカップは6着だったが、単騎逃げなら侮れない。
そのほか、デジタルフラッシュが出走する。
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レースの狙い
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ウインハピネスは好走続きの成績が魅力で、距離延長でも主軸視可能。メモリージルバは前走が度外視可能で、叩き2走目で笠松に替われば首位争いが見込める。フジノナデシコは輸送競馬でどうかだが、ここでも差し脚を発揮できれば首位争いに加われる。アンタエウスは古馬相手でも流れに乗れれば善戦できそう。シャドウチェイサーは距離延長が微妙だが、主導権を取れれば残り目あり。
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