重賞レース直前情報
■2019年10月31日
第46回北海道2歳優駿JpnIII(門別)

10月31日(木)に門別競馬場で、第46回北海道2歳優駿JpnIII(2歳・1800メートル・19時55分発走予定)が行われます。JRAからはピオノノ、キメラヴェリテ、ラーラクロリ、マイネルアストリアが出走。地方他地区からの遠征はなく、地元北海道勢はティーズダンクら10頭が迎え撃ちます。14頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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エーデルワイス賞JpnIIIと同じく中央勢と地方勢はほぼ互角。ただ、能力が高く1番人気に支持される中央馬がいた方が馬券は買いやすい。近年ではドンフォルティスやエピカリスが該当。前走500万(1勝)クラスの特別戦をしっかりと勝っていて、前評判が高かった。2015年のエネスクは連対は外したが、3着には残った。地方勢は基本的に北海道所属馬。前走1800メートルのサンライズカップで3着以内に入っている馬が有力だ。15年1着のタイニーダンサー(北海道)は前走エーデルワイス賞JpnIIIの前に、1600メートルのフローラルカップを大差勝ちしていた。穴は中央馬よりも地元馬からの方が生まれやすい。

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JRA所属馬短評
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ピオノノは3戦目の東京ダート1600メートルで初勝利。今年のレパードステークスGIIIを制したハヤヤッコの全弟にあたる血統だが、現時点ではもっと力をつける必要があるだろう。

キメラヴェリテは前走1勝クラスの阪神ダート1400メートルが3着。勝ち馬からは0秒7離されており、高い評価はしにくい。また、未勝利戦では小倉ダート1700メートルを5馬身差で逃げ切っているが、タイム的にはかなり平凡だ。

ラーラクロリは1戦1勝。京都ダート1800メートルでデビュー勝ちを果たした。しかし、勝ちタイムはかなり平凡。いきなり上のクラスではどうか。

マイネルアストリアはダートで3戦1勝。未勝利戦では新潟ダート1800メートルを圧勝した。しかし、続く1勝クラスのプラタナス賞は8着。着差も離されており、このクラスで戦えるようになるには時間がかかりそうだ。

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地方所属馬短評
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今年のサンライズカップを制したのがティーズダンク(北海道)。5番人気だったが、上がり3ハロンもメンバー最速で内容的にも優秀か。ただ、2着アジュバント(北海道)、3着ヨハネスボーイ(北海道)も差がない入線をしている。展開ひとつでチャンスがありそうだ。

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予想のポイント
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JRA勢はひと息のメンバー構成。血統的にピオノノが注目を集めそうだが、前走の内容からは狙いにくい。結局は地方勢との力関係がカギになるが、さすがに今年は地元勢が頑張りたいところ。サンライズカップの勝ち馬ティーズダンクがまずは注目。


北海道2歳優駿(Jpn3)2歳オープンの出走表はこちら
 

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