重賞レース直前情報
■2019年11月08日
第16回兵庫クイーンカップ(園田)

11月8日(金)に園田競馬場にて、第16回兵庫クイーンカップ(3歳以上牝馬・1700メートル・20時00分発走予定)が行われます。今年の“その金ナイター”の最終日に実施される重賞には、金沢から2頭、笠松から3頭の遠征馬が出走。メンバー的には上位拮抗と考えていいでしょう。となると、自在に動けるかという点が重要になりそう。そこに重点を置いて予想を組み立てていくほうがいいかもしれません。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝、2着1回。昨年は3→4→2番人気の順で決まったが、それ以前の4年は6番人気以下が3着以内に1から2頭入っていた。優勝馬はすべて、その年の兵庫サマークイーン賞で5着以内。3着内馬15頭のうち14頭は前走が4着以内で、例外の1頭は移籍2戦目の金沢所属馬となっている。ゼッケン4から6番の馬が3着以内に1から2頭入っているというデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
スターリングブルス JRAのダート中距離で勝利を挙げたが、昇級後は苦戦。しかし兵庫移籍後は上々の成績で、今回は相手強化でも先行粘り込みに要警戒だ。

リリコ ここまで18戦して3着以内が16回。前走は遠征帰りと初めての古馬混合戦が影響したか7着だったが、地力的に無視しにくい存在といえる。

カリテスグレース JRAでは33戦して未勝利だったが、兵庫では11勝。兵庫サマークイーン賞では最下位に敗れたが、激走する可能性を秘めているタイプだ。

ミスアンナ 金沢からの遠征馬。北海道の一般戦で1勝して、南関東で4勝をマーク。今春の金沢移籍後は10戦2勝でも、相手なりに走れる面を見せている。

クイントゥープル 2歳7月にJRAの芝でデビュー戦を飾ったが、その後は大敗多数の成績。昨春以降は兵庫に移って、逃げ先行で4勝を挙げている。

エイシンミノアカ JRA時に条件交流競走を含めて3勝を挙げ、兵庫移籍後は7戦未勝利でも重賞で3着が4回。差し一手の脚質だが、ここでも無視できない存在だ。

ヴィクトアリー 笠松からの遠征馬。JRAのダート短距離で1勝を挙げ、笠松では初戦2着のあと6連勝。今回は条件的に厳しいが、突破する可能性も考えられる。

スターレーン 重賞での成績は、1勝、2着6回、3着2回で、昨年のこのレースも3着。ここでも詰めが課題になるが、再転入2走目での前進には期待ができる。

ヤマミダンス 金沢からの遠征馬。今シーズンはいまひとつの結果が続いたが、最近4戦はすべて連対。地力的に互角以上といえるだけに、復調したなら侮れない。

そのほか、トリウンファラ、シャイニングアロー、ラストチャンスアリが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
スローペースになりそうなメンバー構成。その流れになれば地元馬が有利になるとみて、差し脚が安定しているエイシンミノアカを主軸に指名。スターリングブルスも堅実タイプで、初めての重賞でも善戦以上が可能とみる。ヤマミダンスはここでも先行できそうで粘り込みに要注意。再転入2走目のスターレーンにもマークが必要だ。先行力があるヴィクトアリー、クイントゥープルは展開次第だが、連下の穴として挙げておきたい。


兵庫クイーンカップ重賞23歳以上牝馬登録馬の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。