重賞レース直前情報
■2019年11月04日
第9回JBCレディスクラシックJpnI(浦和)

11月4日(振・月)の浦和競馬第8レースには、第9回JBCレディスクラシックJpnI(3歳以上牝馬・1400メートル・14時00分発走予定)が行われます。JRAからはモンペルデュ、ヤマニンアンプリメ、ゴールドクイーン、レッツゴードンキ、ファッショニスタが出走。地方他地区からはアップトゥユー(北海道)が遠征。地元南関東勢はサラーブ(大井)ら6頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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2013年に金沢1500メートルで行われたが、今年は史上最短の1400メートルで行われる。完全に短距離カテゴリーの条件であり、これまでの傾向がまったくあてはまらない可能性もある。前哨戦のレディスプレリュードJpnIIやブリーダーズゴールドカップJpnIIIからはかなりの距離短縮となるため、本番のレースでは忙しくなる馬も出てきそうだ。13年に勝利したメーデイアは前走レディスプレリュードJpnII・1着で、その前にはマイルの重賞を2勝していた。同年3着のキモンレッドは短距離馬。昨年3着のファッショニスタも1400メートルを得意としていた。今年は短距離が得意な馬がもっと絡んできそうだ。

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JRA所属馬短評
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モンペルデュは3連勝中の3歳馬。前走室町ステークスでは3馬身半差の逃げ切り勝ちで、勝ち時計はレコードだった。ただ、不良馬場で時計が出る状況だった。時計的な価値としてはそこまで評価はできない。今回は馬場が異なるし、1400メートルのレース。1ハロンの延長もカギだ。

ヤマニンアンプリメは前走テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIが1番人気で3着。今回と同じ舞台のレースだけに、もう少しいい競馬をしたかった。ベストは1200メートル。1400メートルだと前が止まるような流れが望ましいだろう。

ゴールドクイーンは前走ながつきステークスで、負担重量57キロを背負いながら5馬身差で逃げ切り圧勝。外めの枠からスピードの違いでハナを切ると、速いペースで引っ張りそのまま悠々と押し切った。今年の東京スプリントJpnIIIでキタサンミカヅキとコパノキッキングの次に入線(3着)したヒロシゲゴールドを寄せつけない強い競馬で、勝ち時計も非常に優秀だった。

レッツゴードンキのJBCレディクラシックJpnI参戦は、2016年以来となる。その時はホワイトフーガの2着に好走。初ダートで結果を出したのは立派で、ダートの適性もかなり高い。近走の芝のレースを見ると、終いはいい脚を使っておりあまり衰えている感じはしない。浦和1400メートルでどう立ち回るかがカギだが、鞍上の手腕にも期待だ。

ファッショニスタは昨年、京都ダート1800メートルで行われたJBCレディスクラシックJpnIで3着。今年は浦和1400メートルでまったく条件は異なるが、チャンスは十分あるだろう。1400メートルは一番経験がある距離。4着以下に敗れたのは京都での1戦のみであり、安定感も抜群だ。

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地方所属馬短評
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実績的にはミッシングリンク(浦和)やサラーブ(大井)が上位だが、距離はもう少しほしい。

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予想のポイント
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モンペルデュとゴールドクイーンの先行争いがまずはカギ。どちらが行くかはわからないが、前走内容は後者の方が優秀なので推したい。3走前のかきつばた記念JpnIIIではヤマニンアンプリメを2馬身半退けて勝利しており、浦和の1400メートルでも問題ないだろう。押し切りを狙うゴールドクイーンに対し、ファッショニスタやレッツゴードンキが差し切れるかが見どころ。


JBCレディスクラシック(Jpn1)3上牝馬オープンの出走表はこちら
 

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