重賞レース直前情報
■2020年01月03日
第62回新春賞(園田)

1月3日(金)に園田競馬場にて、第62回新春賞(4歳以上・1870メートル・15時50分発走予定)が行われます。1カ月前に実施された園田金盃から8頭が出走してきましたが、このレースはハンデ戦。その点を考えて検討する必要があるでしょう。昨年はトップハンデが57kgで、その2頭がワンツー。一昨年は最軽量となる53kgの7番人気馬が2着に入りました。今年のメンバーを見ると、多くの馬に上位入線のチャンスがあるという印象です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は1勝、2着1回。5年前は7→5→6番人気の順で入ったが、最近4年の3着内馬は1から4番人気のうちの2頭と、5から7番人気のうちの1頭という組み合わせになっている。連対馬はすべて、前走が重賞で7着以内、または重賞以外で1着。前年の姫山菊花賞に出走していた馬が1頭だけ連対しているというデータもある。

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    出走馬短評
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コスモヴァーズ JRA時は芝中長距離(障害戦を含む)で18戦するも未勝利だったが、兵庫移籍後は26戦とも5着以内。今回は初めての重賞となるが、この距離で連対率100%なら侮れない。

オオオヤブン JRAでは未勝利だったが、兵庫では12戦9勝と好成績。初めての重賞だった園田金盃でも僅差4着に入っており、今回はそれ以上が狙えそうだ。

エイシンニシパ 3年前と昨年のこのレースの覇者で、前走の園田金盃でアタマ差2着という成績なら58kgもやむを得ないところ。それでも休み明け3走目という点を含め、無視できない存在だ。

ナリタミニスター 兵庫では13戦とも4着以内と安定しているが、最近3戦はひと押し不足。タイプ的に今回の距離は長いかもしれない。

タガノヴェリテ JRA未勝利から兵庫を経てJRAに戻って4勝をマーク。昨夏に兵庫に戻って摂津盃を制し、六甲盃で2着。ただ、昨年のこのレースは11着だった。

カリテスグレース JRAでは善戦止まりだったが、兵庫では大崩れが少ない成績。最近2戦は重賞でも善戦しており、ここでも相手なりに走ってくる可能性はある。

マコトタリスマン JRAのダート中距離で1勝を挙げ、昨秋から兵庫所属で14戦して10連対。しかし重賞では3戦して4着、4着、8着と、ひと押しに欠ける成績になっている。

マイタイザン 一昨年のこのレースの優勝馬で、重賞実績も豊富だが、昨秋は善戦までという結果。それでも引き続き単騎逃げが見込めるだけに、展開ひとつで粘り込みが狙えそうだ。

そのほか、メイショウオオゼキ、スリーピーアイ、アリオンダンス、クイントゥープルが出走する。

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   レースの狙い
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オオオヤブンは園田金盃で4着だったが、そのときより重量が1kg減。下原理騎手に戻るのもプラスで、主軸として指名したい。対してエイシンニシパは園田金盃より2kg増。実績は上位でも、ここでは2番手までが妥当だろう。マイタイザンは今回も単騎逃げが可能で粘り込みには要注意。マコトタリスマンは重賞ではいまひとつだが、好位づけからの流れ込みには警戒しておきたい。善戦続くタガノヴェリテ、カリテスグレースは3連勝式の候補まで。


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