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第10回園田FCスプリント（園田）

6月25日（木）に園田競馬場にて、第10回園田FCスプリント（3歳以上・820メートル・16時00分発走予定）が行われます。今回は高知から2頭が参戦。今年は昨年に続いて良馬場で実施されることになりそうです。過去のこのレースでは差し、追い込みタイプが届いたケースが多くありますが、今年も各馬の脚質には注意が必要。はたして前半のペースがどのくらいになるのか、それを含めて注目したい一戦です。

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 　　 過去の傾向
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過去5年の結果をみていく（2年前は1着同着）。1番人気は3勝、2着1回。3年前は1→7→8番人気の順で入ったが、それ以外の年は1から3番人気馬のうち2頭が3着以内に入っている。前走が1着だった馬が1から2頭連対。高知所属馬が3着以内に1頭だけ入っている。ゼッケン5から7番の馬に好走例が多数。しかし9番以降での3着以内は、4年前の2着馬（高知のカッサイ＝10番）だけだ。

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 　　 出走馬短評
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コウエイタケル　JRAの重賞で善戦したスピードタイプだが、それはすべて芝でのもの。ダートでは10戦して、5走前の2着が唯一の連対例となっている。

ケンキャクハーバー　高知からの遠征馬だが、デビューしたのは兵庫で9勝をマーク。前走は高知の準重賞で2着に入ったが、この条件と相手では少々厳しいかもしれない。

コンドルヒデオ　JRAのダート短距離で3勝を挙げ、昨夏に高知の下級条件から再出発してクラスを上げ、4走前から兵庫所属。今回も先行粘り込みを狙いたいところだ。

ダノングッド　高知からの遠征馬。JRAのダートでオープンまで出世したが、スタートが課題。高知初戦の前走は好位から押し切ったが、この距離ではその点が心配になる。

エイシンエンジョイ　北海道と大井で計5勝を挙げ、昨春の兵庫移籍後は大崩れが少ない成績。園田のレースでは8戦とも3着以内で、昨年のこのレースの2着馬でもある。

キザシ　JRAのダート短距離で1勝を挙げ、兵庫移籍後も全体的にいまひとつ。それでも年明け以降は善戦続きで、8歳にして充実期を迎えたという可能性はある。

マコトジェムチュク　JRAの芝1400メートルで1勝を挙げたが、昇級後は苦戦。兵庫初戦の前走も3歳戦で大敗という成績では、負担重量が他馬より軽くても強調しにくい。

スリングショット　笠松で3勝を挙げ、兵庫で2勝し、その後は浦和の800メートル戦で2勝を追加。昨秋の再転入以降は12戦1勝だが、距離適性には注意すべきかもしれない。

エレスチャル　2歳時にJRAのダート短距離で1勝したが、昇級後はいまひとつ。今年から兵庫に移って8戦3勝となっているが、今回の相手は強力だ。

そのほか、マコトパパヴェロ、メイショウタイシ、ナリタサウスが出走する。

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  　レースの狙い
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混戦の顔ぶれなら、昨年のこのレースで2着のエイシンエンジョイがスピード面を含めて狙えそう。ダノングッドは力量的に上位だが、スタートが心配で2番手にとどめる。スリングショットは短距離戦での実績を評価して3番手にマーク。コンドルヒデオは前走が大幅馬体減だった影響が心配だが、再度の先行粘り込みに警戒しておく。キザシは力量的に劣勢だが、流れ込みに少々警戒。ケンキャクハーバーは条件的に微妙だが、連下の穴として挙げておきたい。

園田ＦＣスプリント重賞２３歳以上登録馬の出走表はこちら

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