重賞レース直前情報
■2020年07月12日
第21回オパールカップ(盛岡)

7月12日(日)に盛岡競馬場にて、第21回オパールカップ(3歳・芝1700メートル・18時10分発走予定)が行われます。芝が舞台となる重賞は地方全国交流で、今年は北海道と船橋と佐賀から各1頭が参戦。しかし降り続く雨の影響で、芝コースはやわらかくなっていることが予想されます。そうなると、先行できる馬が有利になるのかも。しかし今年の14頭は、どのような展開になるのか、推理がむずかしい顔ぶれになっています。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。3年前は岩手所属馬が3着までを独占したが、それ以外の年は遠征馬が3着以内に1から2頭入線。同じく3年前を除くとゼッケン8番以降の馬が1頭以上連対している。単勝1番人気は2勝、2着1回。3着内馬15頭のうち14頭が、6番人気以内だった。今年は該当馬がいないが、2走前までに1着があった馬が1から2頭連対。前走がダートの重賞だった馬が1頭だけ連対しているというデータもある。

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    出走馬短評
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エアーポケット 佐賀からの遠征馬。九州ダービー栄城賞は6馬身差の2着で、そのあと高知優駿で10着。再度の遠征競馬でどうかだが、血統的には芝に対応できそうだ。

ハッピールーラ JRA時は8戦して3着2回、4着1回で、芝でも善戦。その後は愛知でも岩手でも苦戦しているが、芝替わりで先行できれば残り目があるかもしれない。

マイファンキー JRAでは4戦とも大敗し、その後は佐賀で2勝を挙げて南関東に移って5戦1勝。今回は岩手初戦となるが、距離を含めて底力に欠ける感は否めない。

リュウノチョッパー JRAのダートで8戦して、3着1回、4着3回。岩手移籍後は4戦して、重賞での3回はすべて大敗を喫したが、血統的に芝で一変の可能性は考えられる。

フジノロケット 北海道からの遠征馬。2歳時に新馬戦を制し、盛岡遠征で芝のジュニアグランプリを勝利。今年の3戦はいまひとつでも、この舞台なら侮れない。

アンズビジン 2歳時に北海道の一般戦で1勝し、大井を経て岩手に移った初戦のあやめ賞を勝利。しかしその後の2戦はいまひとつで、小柄だけに盛岡コースにも不安が残る。

エイシンハルニレ 2歳5月に北海道でJRA認定戦を制し、盛岡の若駒賞で2着。今年は名古屋で3勝、笠松で新緑賞を制した実績なら、移籍2戦目の上積みも含めて期待できる。

リックポコー 盛岡で芝の新馬戦を制し、JRA認定戦で2着と3着。ダート戦では大敗続きという状況だが、タイプ的にこの舞台は歓迎だろう。

ポピュラーソング 船橋からの遠征馬。2歳時にJRA認定戦を含む2勝を挙げたが、昨秋以降は善戦まで。近2走は名古屋で大敗しており、今回も遠征競馬となるのは心配だ。

フィドル JRAの芝短距離で1勝を挙げたが、昇級後は苦戦。岩手では5戦目の前走で2着に入ったが、時計としては平凡。それでも芝替わりはプラスだろう。

シーサンプーター ここまでで唯一の勝利は芝の若鮎賞で、ジュニアグランプリも同じタイムで走ったが4着。その後は差のある敗戦続きで、今回も時計的に厳しそうだ。

そのほか、オルレアンシェリ、コンバットファスト、ナーリーが出走する。

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   レースの狙い
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フジノロケットは盛岡芝マイルのジュニアグランプリを制しており、今回の顔ぶれなら地力で押し切れそう。JRAの芝で勝利を挙げているフィドルを対抗に取る。先手主張が狙えそうなエイシンハルニレにも要マーク。エアーポケットは遠征競馬でどうかだが、底力がいきる流れになれば善戦以上が可能だろう。ポピュラーソングは名古屋遠征で減った馬体が回復しているかがポイント。芝が合いそうなリュウノチョッパー、リックポコーを連下の穴として挙げておきたい。


オパールカップ(M2)(ニシケンモノノフ3歳の出走表はこちら

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