重賞レース直前情報
■2020年07月23日
第24回名港盃(名古屋)

7月23日(祝・木)に名古屋競馬場にて、第24回名港盃(3歳以上・1900メートル・16時25分発走予定)が行われます。今年は兵庫から3頭が出走。その3頭には兵庫のトップジョッキーが騎乗して、さらに南関東で期間限定騎乗中の
岡部誠騎手も参戦しています。名古屋地方はすでに暑さが到来していますが、レース当日は雨の可能性がありそう。そのあたりも含めて、予想を組み立てたい一戦です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は3勝、3着1回。昨年は6→3→5番人
気の順だった。兵庫所属馬が1から2頭連対。連対馬10頭のうち昨年の2着タガノ
ゴールドを除く9頭は6歳以下で、3着内馬は15頭のうち13頭が6歳以下と、
若い世代が優勢になっている。2走前までに2着があった馬が1頭だけ連対してい
るデータもある。

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    出走馬短評
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ドリームスイーブル 重賞タイトルは3歳時のMRO金賞だけだが、重賞で2着に4回入るなど善戦。今年は2月以降が苦戦続きだったが、前走は最低人気で勝利を挙げている。

ストーンリバー 兵庫からの遠征馬。2歳時に北海道と川崎で重賞を勝ち、その後も大崩れが少ない成績。兵庫では2戦して未勝利だが、メンバー的に要注意の存在といえる。

ウエスタンラムール JRAのダート短距離で4勝を挙げ、愛知移籍後に6勝。ただ、通算2勝目のあとは1着か4着以下のどちらかという成績では、ここに入ると厳しそうだ。

スムーズジャズ JRAでは芝で5戦して大敗続きだったが、地方競馬では岩手でも愛知でも安定した成績。ただ、タイプ的に今回の距離は少々厳しいかもしれない

アドマイヤムテキ JRA時にダート1400メートルで2勝を挙げ、愛知移籍後は8戦して7連対。今回は初めての中距離戦になるが、折り合いひとつで対応できる可能性はある。

グランドサッシュ JRAではダートと芝で各2勝を挙げたが、昨秋以降は苦戦続き。愛知では2戦1勝の成績だが、差し脚がいきる展開なら上位食い込みが考えられる。

タガノジーニアス 兵庫からの遠征馬。JRA未勝利から兵庫に移って2勝を挙げ、JRAで3勝をマーク。再転入初戦の前走は3着だったが、2戦目の上積みは大きそうだ。

メモリージルバ 前走の飛山濃水杯を勝利するなど、最近の好走例はすべて笠松競馬でのもの。11歳でも活躍中だが、名古屋競馬場では割り引かざるをえない。

エイシンニシパ 兵庫からの遠征馬。このレースは3年前が1着で、一昨年が2着。詰めに課題があるのは否めないところだが、名古屋の1900メートルで4戦3連対という実績は無視できない。

そのほか、モズオラクル、カレドヴルフ、リリーマイスターが出走する。

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   レースの狙い
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混戦の顔ぶれなら、再転入2戦目のタガノジーニアスにチャンスがありそう。エイシンニシパは前走で粘れなかったが、この条件なら首位争いが可能だろう。ストーンリバーは遠征競馬でどうかだが、立ち回り次第で上位争いに加わりそう。アドマ
イヤムテキは距離が課題だが流れに乗れれば善戦以上が考えられる。グランドサッシュは差し脚がいきる展開になれば台頭可能。スムーズジャズは距離延長でどうかだが、3連勝式の候補として少々警戒。


第24回名港盃の出走表はこちら

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