重賞レース直前情報
■2020年07月15日
第24回スパーキングレディーカップJpnIII(川崎)

7月15日(水)に川崎競馬場で、第24回スパーキングレディーカップJpnIII(3歳以上牝馬・1600メートル・20時10分発走予定)が行われます。JRAからはファッショニスタ、ワンダーアマービレ、メモリーコウ、メイクハッピーが出走。地方他地区からの遠征はなく、地元南関東勢はサルサディオーネ(大井)ら6頭が迎え撃ちます。牝馬10頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年の優勝馬はすべてJRA勢。単勝1番人気が2勝、2番人気が2勝で、3番人気が1勝と単勝式は堅い傾向だ。2015、16年は前走がさきたま杯JpnIIだった馬が勝利しており、JRAのオープン特別好走馬も有力。18年1着リエノテソーロは前走芝のヴィクトリアマイルGIで大敗していたが、過去に全日本2歳優駿JpnIを勝利していた。基本的には実績重視。その上で先行できるかをチェックしたい。特に外枠を引いた場合は、前へ行けないと厳しい展開になる。穴を開けるとすれば地元の南関東勢。19年は11番人気のローレライが3着、17年ララベルと16年ブルーチッパーはともに4番人気で2着と好走した。

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JRA所属馬短評
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ファッショニスタは昨年のこのレースで勝利。2番手追走から抜け出して2着サルサディオーネに4馬身差をつける快勝だった。その後は勝ち星こそないが、大きく崩れることなく善戦を続けている。前走の栗東ステークスは手応えのわりにはしぶとく最後まで末脚を伸ばして3着と、悪くない内容のレースをみせている。

ワンダーアマービレは前走の天満橋ステークス(3勝クラス)を勝利。後方追走から最後の直線は狭いスペースを縫うように伸びてクビ差交わしての勝利。鞍上の長岡禎仁騎手の好騎乗が光った一戦だ。堅実な末脚が武器。1600メートルでも牝馬限定のダートグレードならばいきなり通用しても不思議はない。

メモリーコウはダートグレードの出走は今回が3回目。今年の大井・TCK女王盃JpnIIIが3着、船橋・マリーンカップJpnIIIが2着と好走しており、南関東の馬場にも適性がある。3度目の正直で勝利をつかめるか。

メイクハッピーは前走の下総ステークス(3勝クラス)を勝利。レースの見た目は完勝だったが、時計的には不満がある一戦だった。外国産馬でポテンシャルは高いものの、嵌まらないと脆さもある印象。2歳時に出走した全日本2歳優駿JpnIは4着だった。地方の馬場への対応はカギになるだろう。

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地方所属馬短評
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実績的にサルサディオーネ(大井)が筆頭。ハナへ行くのにやや時間がかかる感じもするが、主導権を取ることができればしぶとい。川崎は6戦して2、3着各1回という成績だが、昨年のこのレースでは2着と好走しており、それほど心配する必要はないだろう。

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予想のポイント
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昨年1着のファッショニスタと2着のサルサディオーネが今年も揃って出走してきた。この2頭が前々でレースをすることができれば、昨年の再現というシーンも十分考えられる。ワンダーアマービレとメモリーコウ、メイクハッピーらは前が止まったうえで、どこまで末脚を伸ばせるか。


スパーキングレディーカップ(Jpn3)ホ3上牝馬オープン の出走表はこちら
 

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