重賞レース直前情報
■2020年07月07日
第3回日本海スプリント(金沢)

7月7日(火)に金沢競馬場にて、第3回日本海スプリント(3歳以上・900メートル・17時30分発走予定)が行われます。東海地区の馬にも出走資格がある重賞には、笠松から4頭、愛知から2頭が参戦。対する地元勢は2頭だけになりました。そのなかには昨年の優勝馬の名前がありますが、近走成績が良好という馬が多いメンバー構成は混戦必至。さらに出走全馬が逃げ先行タイプですから、8頭立てでも激しい戦いになることでしょう。

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    過去の傾向
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過去2回の結果を振り返る。2年前は地元のジッテ(3番人気)が勝ち、笠松のハドウホウ(9番人気)が2着で、笠松のハイジャ(4番人気)が3着。昨年は1番人気のエイシンテキサス(愛知)が勝ち、2着に金沢のゴーインググレート(3番人気)、3着も金沢のサノラブ(4番人気)が入った。2年とも勝った馬は逃げ切りで、2着と3着も好位からレースを進めていた。優勝馬は2頭とも、4走前が1着。2着馬はいずれも3走前までに3着に入っていた。

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    出走馬短評
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ミラクルダマスク 笠松からの遠征馬。過去に挙げた南関東での3勝、岩手での1勝は、すべて1200メートル以下。2走前に早池峰スーパースプリントで2着に入ったスピードがある。

サノラブ 昨年は徽軫(ことじ)賞を制して、このレースで3着。しかし今年は、冬の南関東から戻った前走が3カ月ぶりで大敗し、前回が出走取消と、調子ひと息の感がある。

フェリシアルチア JRA未勝利から金沢に移って2勝を挙げ、JRAに戻ってダート短距離で勝利。昨年は金沢で1勝だけだったが、今年は良好な成績となっている。

ファビラスヒーロー 笠松からの遠征馬。JRAの短距離で3勝を挙げたが、南関東では11戦して3着1回と苦戦。笠松での初戦は逃げ切ったが、この条件では苦戦しそうだ。

ナラ 笠松からの遠征馬。6走前までは全国各地に遠征していたが、最近5戦は地元で走って4勝をマーク。今回は久々の輸送競馬で距離短縮だが、善戦できる可能性はある。

エイシンテキサス 愛知からの遠征馬。佐賀所属時に園田FCスプリントを制し、昨年はこのレースと盛岡の芝1000メートルで重賞勝ち。その実績なら、近走成績は度外視していいだろう。

モンファロン JRA時に芝マイルと地方の条件交流戦で勝利を挙げ、愛知移籍後は3連勝。今回はスタートが課題になりそうだが、前崩れのかたちになれば浮上する余地が出てきそうだ。

チェゴ 笠松からの遠征馬。2歳時に笠松で重賞を2勝し、その後は北海道と南関東で5勝をマーク。今年は笠松での1勝だけだが、タイプ的にこの距離は悪くなさそうだ。

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   レースの狙い
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逃げ先行争いが激しくなりそうだが、ミラクルダマスクのダッシュ力が上位とみて中心視。好位で流れに乗れそうなナラを相手筆頭に指名する。モンファロンは条件的に微妙だが、差しに回れば首位争いに加わりそう。エイシンテキサスは苦戦続きだが、この条件なら無視できない存在だ。連勝中のフェリシアルチアも立ち回りひとつで上位まで。


日本海スプリント3歳以上(東海・北陸交流)の出走表はこちら

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