重賞レース直前情報
■2020年07月19日
第51回旭川記念(帯広)

7月19日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第51回旭川記念(3歳以上・20時10分発走予定)が行われます。今年は例年より1カ月ほど遅い実施となりBG2へ格上げ。これで旧四市冠競走はすべてBG2以上の格付となります。回避馬が出ての7頭立ては、うち6頭が6月の北斗賞で対戦。当時から負担重量が20から30キロ増えたことで巻き返してくる馬がいるのか。また夏場の重賞だけに馬体重の変動にも注意して予想したいところです。

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    過去の傾向
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7月に実施されていた昨年まで過去5年の北斗賞から傾向を見ていく。単勝1番人気は2勝、2、3着なしと不振。5年前は1→7→6番人気の順だったが、それ以外の年の連対馬はすべて4番人気以内。連対馬10頭中9頭は3走前までに重賞以外で2着以内に入っていた。3着以内馬15頭のうち14頭が6月の重賞(今年は北斗賞が該当)に出走し、うち13頭は5着以内だった。負担重量800キロの馬が2頭出走していた年は、最低1頭が連対している。

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    出走馬短評
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オレノココロ 6月の旭川記念は3連覇中だが、7月の北斗賞は5回挑戦して15年の2着が最高。今年の北斗賞は3着で、続く前走を逃げ切って勝利しており、旭川記念4連覇もありそうだ。

ソウクンボーイ 昨年7月の北斗賞も繰り上がりで出走したが7着。今年の帯広記念3着など時に大駆けがあるが、積極的には狙いにくい。

ミノルシャープ 今年の北斗賞を逃げ切って古馬重賞初制覇。賞金ハンデ5キロを課された前走でも2着と好走しており、トップハンデでも10キロ差ならチャンスはありそうだ。

メジロゴーリキ 今季は3走前の選抜戦で初勝利を挙げたが、オープン馬同士ではすべて10秒以上の差で敗退。6月の北斗賞が勝ち馬から1分半以上遅れての入線では復調に時間がかかりそうだ。

ホクショウマサル 今年2月に31連勝を達成し、続くばんえい記念では見せ場を作って3着。今季重賞では2戦ともに大敗を喫しているが、2着だった前走の内容から復調がうかがえる。

コウシュハウンカイ 今季初戦から2連勝でばんえい十勝オッズパーク杯を制覇。続く北斗賞ではトップハンデの影響もあったか4着に敗れたが、18年の北斗賞を800キロで制した実績がある。

キタノユウジロウ 昨季ははまなす賞、銀河賞と世代限定重賞で2勝を挙げたが、今季は6戦すべて差のある敗戦。ここは経験を積む場になりそうだ。

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   レースの狙い
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コウシュハウンカイは北斗賞ではハンデに加え10コースにも泣いたかたちだが、4年連続で連対している条件なら押し切りが期待できる。オレノココロは前走の勝ちっぷりから旭川記念4連覇もある。今年の北斗賞を制したミノルシャープは地力強化がうかがえトップハンデでも好勝負が可能。復調がうかがえるホクショウマサルまでをマークしておく。


旭川記念(BG2)3歳以上オープン別定の出走表はこちら

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