重賞レース直前情報
■2020年09月27日
第28回銀河賞(帯広)

9月27日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第28回銀河賞(4歳・20時10分発走予定)が行われます。4歳シーズンの二冠目には9頭がエントリーしましたが、うち7頭が一冠目の柏林賞で対戦。そこで快勝しているメムロボブサップが注目を浴びそうです。トップハンデの750キロでは、過去5回で16年センゴクエース、17年マルミゴウカイ、19年キタノユウジロウと3頭が勝利しています。年明けの三冠目は定量の天馬賞だけに、ここを勝てれば、メムロボブサップの3歳に続く三冠達成の可能性が高まることでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着2回と連対率100%。連対馬は4番人気以内となっているが、3着には4年前(3番人気)を除いて5番人気以下が入っている。その年のはまなす賞で3着以下だった馬が1頭以上連対しており、最近3年の3着以内馬はすべて同レースに出走していた。また、勝ち馬は2走前までに勝利しているという共通点もあった。

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    出走馬短評
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ダイリンファイター 今季3勝はすべて自己条件で、世代限定戦では、柏林賞が2番人気で6着、山鳩賞7着、はまなす賞8着では善戦以上は見込みにくい。

コマサンエース 前走のB2級を勝利し今季5勝は出走メンバー中最多で、山鳩賞でも4着に善戦。今回は重賞初挑戦で、最軽量ハンデを生かしてどこまでといったところだろう。

ギンノダイマオー 3歳夏までの重賞では4戦すべて2着だったが、その後が伸び悩みの感で今季は未勝利。柏林賞も5着とはいえ、勝ち馬とは25秒以上差がある内容では掲示板確保が精一杯だ。

メムロボブサップ 2歳二冠、3歳三冠を制し、4歳の柏林賞も完勝。その後も、山鳩賞、はまなす賞とも2着など4戦連続連対中で、トップハンデでも二冠制覇に期待がかかる。

コマサンブラック ばんえいダービー7着以来の重賞挑戦となった柏林賞が10着大敗。しかしその後は、山鳩賞など最近5戦で3勝と充実しており、格付的に劣勢でも浮上の余地はある。

アオノブラック 重賞では大崩れがなく、ヤングチャンピオンシップ、ポプラ賞と2勝。柏林賞は1コースで4着だったが、中枠に入って前進がありそうだ。

サクラドリーマー ライラック賞、B1級と連勝で臨んだ柏林賞は3着と好走したが、最近4走は障害で苦戦。現状では末脚の出番は考えにくい。

インビクタ 今季は先行して大崩れの少ない成績で、柏林賞が粘り込んでの2着。最近3戦はひと息だが、終いの踏ん張り次第で巻き返しが可能だ。

そのほか、ジェイエースが出走する。

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   レースの狙い
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メムロボブサップは一冠目の柏林賞を完勝。大舞台に強いタイプであることから二冠達成に期待したい。相手筆頭はアオノブラック。柏林賞は1番人気で4着だったが当時よりハンデの面で楽になる。インビクタは詰めの甘さ克服なら残り目も。地力強化がうかがえるコマサンブラックも侮れない。障害をすんなり越えることを条件にサクラドリーマーまで押さえておく。


銀河賞(BG2)4歳オープン別定の出走表はこちら

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