重賞レース直前情報
■2020年10月07日
第53回瑞穂賞(門別)

10月7日(水)に門別競馬場にて、第53回瑞穂賞(3歳以上・外回り1800メートル・20時35分発走予定)が行われます。シーズン最終日の11月5日に実施される道営記念の前哨戦は、今年も少頭数の7頭立て。とはいえ、9月の旭岳賞を快勝したルールソヴァールをはじめ、18から19年シーズンに北海道で重賞を10連勝したスーパーステションが態勢を立て直して参戦するなど、実力馬揃いの好メンバー。先行馬が多く、展開面を考慮して予想を組み立てる必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1勝、3着3回。3着以内はすべて5番人気以内で、一昨年の3着馬(5番人気)を除けば4番人気以内。また、連対馬はすべて6歳以下だった。連対馬10頭中9頭は、3走前までに門別の重賞で3着以内、または他地区の重賞に出走。なお、ここ2年の3着以内馬6頭中5頭が9月の旭岳賞(2000メートル)で1から4着に入っていた。

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    出走馬短評
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ステージインパクト 5月に赤レンガ記念を勝っている2000メートルと比べ、1800メートルではひと押し不足。しかしハイペースで末脚がハマれば侮れない。

サニークラウド JRAでは1200メートルと1600メートルで各1勝。7月の転入初戦から2連勝したが、短距離の一線級が相手だった前走は6着。距離が延びて変わる可能性はあるが、入着以上は厳しそうだ。

スーパーステション 当地では17年夏から昨年秋にかけて重賞11勝を含む14連勝を達成。約11カ月半休養しての前走3着で連勝は途切れたが、叩かれた上積みがあれば反撃に期待できる。

クインズプルート JRAでは地方条件交流戦を含む2勝をマーク。長期休養を経て4月に転入すると赤レンガ記念で2着に入り、星雲賞と笠松・くろゆり賞をともに逃げ切って連勝。ここは内枠のスーパーステションとの兼ね合い次第だ。

ルールソヴァール 18年の佐賀記念JpnIIIなどJRA時代にダートで7勝した実績は上位。7月の転入後は前走の旭岳賞を快勝するなど3戦3勝で、4連勝が期待できる。

ヤマノファイト 北海道で2歳時に重賞を2勝し、南関東では羽田盃、報知オールスターカップなど重賞4勝。8月に再転入し、2戦目の旭岳賞は2番人気で競走中止だったが、2着だった前走内容からここでも好勝負できる。

ルフィアンキック 北海道のオフシーズンは大井で使われるパターンで通算7勝。実績的に見劣る感は否めず、古馬重賞初挑戦の今回は経験を積む場といえる。

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   レースの狙い
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スーパーステションは休養明けを1度使われ久々の重賞。初対戦となる強敵もいるが重賞13勝目を挙げて道営記念へ向かいたい。旭岳賞を制したルールソヴァールは当地で底を見せておらず互角の評価ができる。南関東で古馬重賞を制しているヤマノファイトも侮れない。重賞連勝中のクインズプルートは逃げを打てるかどうか。展開次第ではステージインパクトの浮上も考えられる。


瑞穂賞〔H2〕(デクラレーションオブウォ一般オープン の出走表はこちら
 

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