重賞レース直前情報
■2021年01月14日
第22回兵庫クイーンセレクション(姫路)

1月14日(木)に姫路競馬場にて、第22回兵庫クイーンセレクション(3歳牝馬・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。笠松から2頭、愛知から1頭の遠征馬を含めた12頭立て。昨年2月以来となる姫路開催の開幕週で、しかも馬場の砂が昨年とはまったく違っていますから、どのような傾向があるのか、各騎手も手探り状態になっている状況かも。波乱の可能性も頭に入れて臨みたい一戦といえます。

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    過去の傾向
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園田競馬場で実施された過去5年の園田クイーンセレクションの結果をみていく。単勝1番人気馬は2勝、2着2回。3年前は9→5→2番人気の順に入って、3連単が44万円台となった。連対馬はすべて、2走前までに1着があったか、重賞で3着以内に入っていた。3から5走前に重賞で3から6着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ハナウタマジリ 笠松からの遠征馬。2歳時に北海道でJRA認定戦を含む2勝を挙げたが、重賞では2回とも大敗。最近2戦は善戦しているが、ここでは少々厳しいかもしれない。

マルカフォルトゥナ ここまで6戦して3着以内が5回だが、唯一の大敗が兵庫若駒賞の8着という点は気がかり。それでも折り合いひとつで善戦できる可能性はありそうだ。

フセノチェリー 6月の新馬戦と7月のJRA認定戦を制し、秋以降は重賞に出走して4着2回。小柄な馬体でひと押しに欠けるが、メンバー的に無視しにくい感はある。

アイルビーゼア 北海道で5戦1勝、兵庫でJRA認定戦を制し、ここまで1700メートルの前走以外は3着以内と安定。その実績で牝馬限定戦の舞台なら首位争いになりそうだ。

ナットグレースワン デビュー4戦目と5戦目に勝利を挙げたが、JRA認定戦と重賞では善戦まで。小柄という点も不安だが、差し脚が届く可能性は考えられる。

ティーティーエイト 母はNHKマイルカップGIを制したウインクリューガーの全妹で、本馬はここまで4戦2勝。しかし時計的には微妙で、前走の馬体減の反動も心配だ。

ニジイロ 愛知からの遠征馬。北海道で7戦目に勝ち、愛知移籍後は4戦2勝だが、前走は折り合いを欠いて大敗。精神面に課題がある状況では、再度の遠征は不安材料といえる。

ユナチャン 4戦目に初勝利を挙げ、2走前にJRA認定戦を制したが、重賞では2回とも大敗。ただ、前走の園田ジュニアカップでは牝馬最先着となっている。

そのほか、オンドレースンドレ、クーシェル、マイプレシャスワン、ラヴリンインパクトが出走する。

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   レースの狙い
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かなりの混戦なら、重賞での善戦歴があるアイルビーゼアを主軸視するのが妥当といえそう。先行してしぶといマルカフォルトゥナにもチャンスがありそうだ。ユナチャンは園田プリンセスカップでは7着だったが、今回の顔ぶれなら善戦以上がありそう。先行力があるティーティーエイトにも警戒したい。差し脚があるナットグレースワンが連下の穴。フセノチェリーは底力に欠けるが3連勝式の押さえとして挙げておく。


兵庫クイーンセレクション重賞23歳牝馬登録馬の出走表はこちら

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