重賞レース直前情報
■2021年01月11日
第62回花吹雪賞(佐賀)

1月11日(祝・月)に佐賀競馬場にて、第62回花吹雪賞(3歳牝馬・1800メートル・18時10分発走予定)が行われます。この週末の佐賀県は雪が降り、最高気温がマイナスという日もあっただけに、馬場状態や各馬の調子にも影響がありそう。その点は心配材料になりますが、今年の出走馬11頭は実力差があるメンバー構成といえそうです。それでも伏兵が台頭する可能性があるのかどうか。それをしっかりと判断したい一戦といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は4勝しているが、2着と3着はなし。昨年と4年前は3着以内が単勝1から4番人気で独占されたが、それ以外の3回は7番人気以下の馬が2着以内に入っている。前走と2走前で両方とも連対していた馬が1頭だけ連対。通算8から10戦だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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プリマステラ 北海道では4戦とも善戦し、佐賀移籍後は7戦4勝。前走は差し脚が届かず3着だったが、最近の成績ならここでも首位争いが必至だろう。

ポストモダン 北海道時は3戦未勝利だったが、佐賀では移籍初戦と2戦目を圧勝。しかしその後の5戦がひと押し不足という結果では、今回も首位争いまでは見込みにくい。

トゥルスウィー 北海道でJRA認定戦を含む3勝を挙げ、佐賀移籍後は2戦2勝。タイプ的には中距離が歓迎というわけではないが、それでもこの顔ぶれなら連勝継続が濃厚だ。

キンナラキー 初勝利まで7戦を要したように、善戦傾向はあっても底力に欠ける感がある成績。今回は負担重量の軽減がない条件というのもマイナス材料になる。

マウイバークマン 7月の新馬戦を制し、2走前のカペラ賞で2着に入ったが、それ以外は差のある敗戦が多数。それでも差し脚がいきれば上位に食い込む可能性はある。

ピッカ 北海道で2戦とも大敗したが、佐賀では5戦2勝の成績。2走前は流れに乗れず大敗したが、このメンバーなら立ち回りひとつで善戦できるかもしれない。

トーアマリアンヌ 北海道で4戦未勝利から名古屋に移って初勝利を挙げたが、その後は善戦止まりという状況。堅実に差を詰めてくるタイプだが、底力不足は否めないところだ。

グラマー 善戦傾向はある成績だが、唯一の勝利が最下級の短距離戦というのは成績的に劣勢。前走の3着は九州産馬限定戦で、距離延長も含めて厳しい戦いになるだろう。

そのほか、アンファスエシャペ、ビバリークイーン、シゲルガルダンが出走する。

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   レースの狙い
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この顔ぶれなら、佐賀で連勝中のトゥルスウィーが断然。相手も好走続くプリマステラで順当だろう。しかし3番手は混戦で、差し脚があるマウイバークマンを筆頭にマーク。トーアマリアンヌ、ポストモダンも仕掛けひとつで善戦できる可能性がありそうだ。


花吹雪賞3歳牝馬オープンの出走表はこちら

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