重賞レース直前情報
■2021年01月26日
第8回梅桜賞(名古屋)

1月26日(火)に名古屋競馬場にて、第8回梅桜賞(3歳牝馬・1800メートル・16時15分発走予定)が行われます。今年は兵庫からの遠征馬が1頭と、愛知所属11頭という組み合わせ。しかしその顔ぶれは、重賞で上位に入った馬は不在で、さらに条件戦で大敗したことがある馬も多いという、取捨選択が難しい構成になっています。さらに全馬が初めての距離。波乱必至という前提で予想するほうがいいかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。5年前は兵庫所属の10番人気馬が勝利を挙げたが、それ以降は単勝1番人気が4年連続で勝利。2から3番人気馬が3着以内に1頭だけ入っている。連対馬はすべて、前走が重賞またはJRA交流戦。2から3走前に2着があった馬が1頭だけ連対している。ゼッケン2から3番の馬が1頭以上連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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モズザベスト 北海道の一般戦で1勝し、愛知移籍後は5戦1勝。しかし最近2戦が粘り不足という内容では、中1週が続くローテーションを含めて、一変までは見込みにくい。

コンバットマジック デビュー2戦目の盛岡ダートで初勝利を挙げ、芝のJRA認定戦でハナ差2着。今回は愛知移籍初戦となるが、戦績からは距離に不安が感じられる。

スマイルジャスパー 兵庫からの遠征馬。ここまで7戦2勝で、JRA認定戦でも善戦。前走は1700メートルで逃げ切ったが、差す競馬もできるタイプだ。

シルキークォーツ デビューから8戦目に初勝利を挙げたが、その後の3戦は大敗。タイプ的に距離延長はプラスだろうが、先行してどこまで粘れるかというところだろう。

オーゴンノキズナ 北海道では5戦とも1000メートル戦で8着以下と大敗したが、愛知移籍後は6戦2勝と上々。前走は見せ場なく敗れたが、今回の相手なら善戦以上が狙えそうだ。

ルナエマーブル 北海道では3戦とも大敗したが、移籍後は8戦2勝、2着1回の成績。ただ、名古屋でもふた桁着順が3回で、気分次第というところがあるようだ。

オーロファースト 北海道で5戦とも3着から5着という成績で、移籍後は2戦して1着と2着。今回は距離延長が課題となるが、引き続き相手なりに走る可能性はある。

ハーピーマロン 昨年7月の新馬戦を圧勝したが、1400メートル以上での2戦目以降は7戦とも勝ち馬から1秒以上の差で敗戦。その成績では、距離延長が歓迎とは言いにくい。

ティーズダンキー 北海道で8戦目に一般戦で勝利を挙げたが、その後の2戦は大敗。愛知では移籍2戦目にハナ差2着と健闘したが、それ以外の2回は苦戦している。

そのほか、アイエススター、ツネリュウオー、アップメイヒメが出走する。

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   レースの狙い
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低調な顔ぶれなら、兵庫所属のスマイルジャスパーの力量が上位。相手は難解だが、相手なりに走れそうなオーロファーストを筆頭に取る。オーゴンノキズナは好位差しの形が取れれば上位争いに加わりそう。ルナエマーブルも前走だけ走れば善戦以上が考えられる。モズザベストは最近2戦がいまひとつだが、この顔ぶれなら立ち回りひとつで上位まで。地元所属馬が決め手に欠けるだけに、ティーズダンキー、ハーピーマロンも含めて手広く押さえておく手がありそうだ。


梅桜賞(SP2)牝馬の出走表はこちら

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