重賞レース直前情報
■2021年02月14日
第46回黒ユリ賞(帯広)

2月14日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第46回黒ユリ賞(3歳牝馬・18時25分発走予定)が行われます。今年度にデビューした明け3歳の女王決定戦は、全馬にとって初となる640キロで定量での争い。障害力や馬格などからの推理が必要となります。また10頭とも通算4から5勝ですが、アバシリサクラは世代最初の重賞・ナナカマド賞を勝利しています。どのクラスで勝ち星を挙げたのか成績の吟味も重要でしょう。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1、3着各1回で不振。2→4→3番人気で決着した5年前を除き、3着以内に6番人気以下が1頭以上入っており、一筋縄ではいかないレースとなっている。前走がA級1組で3着以下か、それ以外で勝っていた馬が3着以内に1から2頭入線。また、白菊賞かいちい賞で3着以内に入った馬がここでも1頭以上3着以内に入っているというデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
ホクセイサクラコ いちい賞は6着だったが、牡馬相手の十勝産駒特別では僅差の3着。4勝を挙げているが、2連勝が2回で、調子に波があるタイプかもしれない。

ジェイマリア 初の特別戦だった南北海道産駒特別は7着だったが、その後A級2組、1組と連勝。今回の対戦相手が多数出走した1月25日の1組で4着と善戦していることから警戒は必要だ。

アバシリサクラ ナナカマド賞では目の覚めるような末脚を発揮して世代最初の重賞ウィナーに。その後は賞金ハンデを課されて結果を残せていないが、牝馬同士の定量戦なら首位争いが十分だ。

シンデレラナイト 特別戦ではいちい賞5着、十勝産駒特別4着とともに善戦。A級3組までしか勝利実績はないが、1月25日の1組では差し脚を発揮し3着。展開が向けば食い込める可能性はある。

ニュクス 第1回能力検査で牝馬一番時計を記録し、白菊賞を勝利。続くいちい賞は7着だったが、その後はA級1組を制しており、世代上位の力がある。

ミソギホマレ いちい賞を勝利し、牡馬相手の釧路産駒特別でも3着を確保。その後はA級1組で2勝を挙げており、9戦5勝、2着2回の阿部武臣騎手とのコンビも買い材料だ。

イオン いちい賞の2着は8番人気だったが、3走前にはA級1組を逃げ切って、目下3戦連続連対。馬体重も1トン近くまで増えており、勝ち負けが期待できる。

そのほか、サクラヒメ、ミススマイル、ミラクルクイーンが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
上位拮抗だが、イオンは馬格があり初の640キロもこなせそう。連続連対の勢いも魅力で重賞制覇に期待したい。ナナカマド賞を勝ったアバシリサクラは定量戦なら反撃必至。阿部武臣騎手と好相性を誇るミソギホマレも侮れない。白菊賞を制したニュクスも馬体が増加傾向で警戒が必要。A級1組で勝利実績のあるジェイマリアまでを押さえておく。


黒ユリ賞(BG2)3歳牝馬オープン定量の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。