重賞レース直前情報
■2021年02月25日
第5回兵庫ウインターカップ(姫路)

2月25日(木)に姫路競馬場にて、第5回兵庫ウインターカップ(4歳以上・1400メートル・16時05分発走予定)が行われます。昨年までと同じ距離ですが、今年は舞台が姫路に替わり、さらに地方全国交流という条件に変更。浦和から2頭、川崎、名古屋、高知から各1頭が参戦したため、地元所属馬が出走できるボーダーラインが高くなる形になりました。そのメンバー構成なら混戦になるのは必至。各騎手の仕掛けどころに注目です。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
園田競馬場で実施された過去4回の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2着1回。3年前は9→3→7番人気の順で入ったが、それ以外の3回は5番人気以内の馬が3着以内を独占している。前年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIに出走していた馬が1頭だけ連対。また、前走が2着以内だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
サンキュー 川崎からの遠征馬。JRAのダートで3勝を挙げ、川崎移籍後は4戦して、大井の1400メートルで1勝。最近2戦はいまひとつだが、距離短縮で巻き返したいところだ。

トーセンレビュー 浦和からの遠征馬。JRA未勝利から笠松を経て、昨夏の浦和移籍以降は10戦7勝と本格化。ただ、前走の大敗と中8日という日程は気にかかる。

ナリタミニスター 昨年は重賞3勝を含む8勝を挙げ、兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで4着に健闘。姫路競馬場でも勝利した実績がある点も強調材料といえる。

メイプルグレイト JRA未勝利から兵庫で2勝して、JRAを経て北海道で7連勝。その後はJRAで2勝を挙げ、最近3戦は兵庫で2勝。今回も先手主張から押し切りたいところだ。

エイシンエンジョイ 2019年に兵庫に移って以降は19戦9勝で、そのうち重賞で6勝。2走前の笠松はハイペース、前走の高知は遠征が敗因で、改めて注目する必要がある。

マイタイザン 休み明け3戦目の園田金盃で逃げ粘って3着に入ったが、前走の名古屋遠征では早々に失速。その影響と先行争いが激しくなりそうな今回の顔ぶれは心配だ。

アンタエウス 名古屋からの遠征馬。3歳2月までに6勝を挙げたが、それ以後は地方競馬で19戦4勝。タイプ的に1400メートルというのも少々微妙という感がある。

ナチュラリー 昨年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIはダッシュがつかずに大敗したが、続く前走は逃げ切り勝ち。今回も先手が取れるようなら、このレースの3連覇が見えてきそうだ。

ミカエルシチー JRAのダート1200メートルで3勝を挙げ、兵庫移籍後は10勝をマーク。ただ、そのうちの9勝は1230メートルという内容では、今回も距離が課題となる。

ジョイフル 高知からの遠征馬。JRAの芝とダートで6勝を挙げて高知に移り、前走は時計がかかる馬場に対応できず大敗。今回も姫路の馬場が合うかどうかがカギだろう。

ブルーウィザード 浦和からの遠征馬。半姉が道営記念馬のタイムビヨンド、母の全兄が帝王賞馬のコンサートボーイだが、本馬は短距離向き。ただ、最近の成績からは推しにくい。

そのほか、ベイビータピットが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
ナチュラリーはメンバー的に先手主張が見込めそうで、押し切る可能性が十分。堅実に差を詰めてくるナリタミニスターが強敵だ。メイプルグレイトは好位で流れに乗れれば上位争いに加わりそう。トーセンレビューは中8日という日程が心配だが、好位からの差し脚には警戒が必要だ。アンタエウスは距離短縮でどうかだが、前崩れの展開になれば台頭も。ジョイフルは軽い馬場になるようなら上位まで。


兵庫ウインターカップ重賞14歳以上登録馬の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。