重賞レース直前情報
■2021年02月14日
第8回だるま夕日賞(高知)

2月14日(日)に高知競馬場にて、第8回だるま夕日賞(4歳以上・1600メートル・18時10分発走予定)が行われます。3月16日に実施される黒船賞JpnIIIへ向けた選考競走のラストは本番よりも200メートル長いマイルが舞台。出走は9頭ですが、今年の選考競走第1戦・大高坂賞、第2戦・黒潮スプリンターズカップのいずれかで3着以内に入った馬が4頭参戦と粒揃いのメンバー。全馬が前走から距離延長となるだけに距離適性を考慮し予想を組み立てる必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回。毎年1から3番人気が2頭以上3着以内に入っている。前走で勝利を挙げていた馬が1頭以上連対。勝ち馬はすべて前年の高知県知事賞に出走していた。また、近4年では2走前が重賞で3着以内だった馬が1頭以上連対している。なお、今年は赤岡修次騎手の騎乗はないが、1着赤岡騎手、2着永森大智騎手での決着が3度もあった。

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    出走馬短評
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ブラゾンドゥリス JRA在籍時の17年に黒船賞JpnIIIを制覇した実績は上位。しかし、その後の勝ち星はいずれも1200メートル。前走の大高坂賞は3着だったが、距離延長は割引材料だ。

アイアンブルー 昨年12月の転入初戦から2連勝し、大高坂賞では7番人気ながらメンバー中最速の上りで追い込んで重賞初制覇。続く黒潮スプリンターズカップも2着と好走しており、当地で素質が開花した感がある。

スペルマロン 昨年のこのレースの2着馬。昨年の5月末以降は、競走中止1回を除けば重賞(3勝、2着2回)を含めすべて連対。距離の融通が利くタイプで引き続き勝ち負けが十分だ。

アースグロウ 2走前のA級1組を5馬身差で圧勝すると、前走の黒潮スプリンターズカップでは3着と好走。仕掛けどころ次第では、4着だった昨年くらいはやれそうだ。

フクノグリュック JRAでは1600メートル以上で4勝。昨年12月の転入初戦で追い比べを制すと、続く高知県知事賞が3着。前走の大高坂賞は6着だったが、距離延長で巻き返しが期待できる。

ピオネロ 昨年は2勝を挙げたが、重賞では苦戦続き。年明け初戦のA級1組では2着と好走するも前走の黒潮スプリンターズカップは10着で、明け10歳という年齢からも厳しい印象だ。

スカルバン JRAで3勝し、昨年9月の転入初戦は7着だったが、その後は5勝を含め9戦すべて3着以内。ただ今回は家賃が高い。

そのほかに、スノードルフィン、マイネルサリューエが出走する。

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   レースの狙い
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本命はアイアンブルー。黒船賞選考競走を連続連対と充実ぶりがうかがえ、ここでも決め脚発揮を期待する。昨年の2着馬スペルマロンも差はない。前走6着フクノグリュックは200メートルでも距離が延びるのは血統的に歓迎といえ反撃に期待。2走前に同距離で圧勝したアースグロウにも警戒が必要。ブラゾンドゥリスは距離延長がどうかだが、実績的に3連勝式の相手としてマークしておく。


だるま夕日賞4歳以上の出走表はこちら

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