重賞レース直前情報
■2021年02月11日
第48回佐賀記念JpnIII(佐賀)

2月11日(祝・木)に佐賀競馬場で、第48回佐賀記念JpnIII(4歳以上・2000メートル・16時30分発走予定)が行われます。JRAからはクリンチャー、ウインユニファイド、ロードゴラッソ、アシャカトブ、ハナズレジェンドが出走。地方他地区からはメイプルブラザー(兵庫)ら3頭が遠征。地元佐賀勢はキングプライドら4頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年で3着以内に好走したのはすべてJRA勢だ。1番人気が2勝、2、3着各1回、2番人気が1勝、2着2回、3着1回、3番人気が1勝、2着1回、3着2回と15頭中12頭が3番人気以内。優勝馬は6年連続でこのレースが重賞初制覇となっている。20年ナムラカメタローは前走師走ステークスから、18年ルールソヴァールは前走ベテルギウスステークスからともに連勝で重賞初制覇。17年ロンドンタウンや16年ストロングサウザー、15年マイネルクロップは前走東海ステークスGIIで7から8着に敗れていた。また、19年1着ヒラボクラターシュは前走チャンピオンズカップGI・9着だった。オープン特別を勝ち、勢いで勝利をモノにするのと、JRAの重賞で揉まれた経験を生かすとの違いはあるが新興勢力が台頭しやすい傾向だ。また、2、3着は重賞常連馬が目立つ。前走チャンピオンズカップ・東京大賞典などGI/JpnIや、名古屋グランプリなどGII/JpnIIで負けていた馬の巻き返しには注意が必要だ。

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JRA所属馬短評
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クリンチャーは前走チャンピオンズカップGIが11着とダートで初めて大きく崩れてしまった。相手が強かったうえ、GIの流れにうまく乗れなかったか。今回は巻き返したいところ。

ウインユニファイドは前走ジュライステークスでクリンチャーを2着に下して勝利した。当時の負担重量は本馬の方が2キロ軽かったが、今回も同じ状況だ。昨年7月以来の休み明けながら注目。

ロードゴラッソは地方のダートグレードで安定した実績を残している。昨年の佐賀記念JpnIIIでは2着と好走。今年は昨年よりもメンバーが強い感じだが、上位争いをしたい。

アシャカトブは昨年のマーチステークスGIIIで4着など、中山のダートは比較的安定感がある。前走ポルックスステークスも休み明けで馬体重プラス14キロながら3着と好走した。パワーを要する馬場に適性があるので、地方の馬場も合いそうだ。

ハナズレジェンドは2走前の東京大賞典GIは7着ながら勝ち馬から0秒3差だったが、前走川崎記念JpnIは勝ち馬から3秒1離された8着と大敗してしまった。経験が浅い左回りとコーナーが多いコースが響いたか。右回りの今回は見直したい。

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地方所属馬短評
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メイプルブラザー(兵庫)は元JRA所属。5走前はジュライステークス4着、3走前はBSN賞でロードブレスの4着と善戦実績がある。

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予想のポイント
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人気はクリンチャーが集めそうだが、最内枠で重量は58キロ。現在、6年連続で重賞初制覇が達成されているという傾向もあるので、他の馬の勝利に狙いを定めてみてもいいだろう。アシャカトブやウインユニファイド、ハナズレジェンドあたりに注目。


佐賀記念(Jpn3)オープンの出走表はこちら

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