重賞レース直前情報
■2021年05月04日
第60回駿蹄賞(名古屋)

5月4日(祝・火)に名古屋競馬場にて、第60回駿蹄賞(3歳・1800メートル・16時25分発走予定)が行われます。東海地区で行われる3歳三冠のスタートとなるこの一戦には12頭が登場。最近3年は牝馬が勝利を飾っていますが、今年は連勝中の牡馬2頭が人気を集めることになるでしょう。上位人気馬が順当に結果を残す傾向がありますが、4年前は1→11→10番人気馬の順に入って、3連単が100万円を超える配当になりました。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。過去5年とも1番人気馬が勝利。4年前は波乱となったが、それ以外の年は2着に2から5番人気馬、3着には2から3番人気馬が入っている。連対馬はすべて、2走前までに重賞で5着以内があった馬。3着内馬15頭のうち13頭は、前走と2走前がともに5着以内だった(例外の2頭はJRA遠征があった)。前走と2走前が両方とも重賞だった馬が1から2頭連対。連対馬はすべて、通算3勝以上を挙げていた。

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    出走馬短評
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トミケンシャイリ JRAで2戦して、愛知に移って約4カ月ぶりの復帰初戦から4戦4勝。そのすべてが圧勝で、今回は相手強化でも逃げ切る可能性が考えられる。

オーゴンノキズナ 北海道では5戦とも大敗したが、愛知移籍後は3勝、2着3回。梅桜賞で2着、若草賞で3着に入ったが、それ以外の重賞では3回とも大敗した点は気にかかる。

ブンブンマル ここまで8戦して、新馬戦の3着、ゴールドウィング賞の2着以外は6戦とも快勝。重賞で3連勝中の勢いを含めて、ここでも首位争いが必至だろう。

リアルスピード 初勝利まで13戦を要したが、2走前に2勝目をマークと徐々に上昇している様子。しかし前崩れ待ちの脚質では、よほど恵まれないと厳しそうだ。

モズザベスト 北海道の一般戦で1勝を挙げ、愛知移籍後は12戦2勝、2着4回とまずまずだが、重賞では4度とも差のある敗戦。中1週が続いている点を含めて強調しにくい。

ユキプロスパー 過去9戦のうち8戦が5着以内だが、年明け以降は2度の3着を含めて勝ち馬から差のある敗戦が続く状況。今回も3連勝式の候補までが妥当だろう。

フーククリスタル 2歳時に笠松で5勝を挙げ、年明け以降は愛知で4戦とも大敗。今回は距離延長と同世代が相手で、どこまで逃げ粘れるかというところだ。

スプリングメドウ ここまで4勝を挙げているが、勝つときと負けるときの差が大きいという傾向。それでも堅実に差を詰めてくるタイプだけに、押さえる必要はありそうだ。

スズノスケ 北海道では善戦までの成績だったが、愛知移籍後は8戦6連対の成績。スプリングカップは中団のまま差のある5着に敗れたが、相手なりに走る可能性は考えられる。

そのほか、ハーピーマロン、ギリニンジョウ、ヌーベルアヴニールが出走する。

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   レースの狙い
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ブンブンマルは今回の顔ぶれなら実力的に断然で、重賞4連勝に期待。相手筆頭には今回も先手が取れそうなトミケンシャイリを指名する。この2頭の一騎打ちが本線で、善戦続くスズノスケが割って入れるかどうかというところ。3連勝式の候補として、差し脚があるリアルスピード、ユキプロスパー、連勝中のスプリングメドウを挙げておく。


駿蹄賞(SP1)オープンの出走表はこちら

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