重賞レース直前情報
■2021年12月23日
第21回名古屋グランプリJpnII(名古屋)

12月23日(木)に名古屋競馬場で、第21回名古屋グランプリJpnII(3歳以上、2500メートル・15時50分発走予定)が行われます。JRAからはドスハーツ、ダンビュライト、ライトウォーリア、ケイアイパープル、ヴェルテックスが出走。地方他地区からはホーリーブレイズ(大井)ら3頭が遠征。地元東海勢はエグジットラック(名古屋)ら3頭が迎え撃ちます。11頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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2500メートルに対応できるスタミナに加え、小回りコースのコーナーを8回通過する器用さが問われる一戦だ。2018、19年が3歳、20年が4歳と近年の勝ち馬は若い世代で、前走は様々。JBC競走やチャンピオンズカップGIで負けていた馬の巻き返しを警戒したいが今年は不在。他の重賞やオープン特別で勝てなかった馬に白羽の矢が立つ。1、2着はほぼ5番人気以内で収まる傾向で、人気薄が3着以内に入ることはほとんどない。

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JRA所属馬短評
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ドスハーツはオープンクラスに上がってからの成績がふるわない。ただ、距離2000メートル以上の近2走は少し良化。地方の馬場が合えば、見せ場は作れるかもしれない。

ダンビュライトは初ダートとなった前走みやこステークスGIIIが13着。着順は悪いが、同レースは下位着順でも11着ロードゴラッソ、12着オーヴェルニュ、14着アシャカトブという実績馬が揃った顔ぶれだ。その中で一応、3番手でレースができて、最後はバテて失速したというよりは、決め手勝負で屈した印象だ。意外と頑張ったし、経験を積めばダートでも面白いかもしれない。

ライトウォーリアは阪神のダートで5戦4勝。前走カノープスステークスは11着と、このコースで初めて敗れたが、2走前の太秦ステークスではメイショウハリオやサンライズソアといった実績馬を下して勝利した。血統的なものかもしれないが、成績はムラがあるタイプなので惨敗後でもあまり気にしない方がいいだろう。近親にワンダフルタウン(青葉賞)やビッシュ(オークス3着)がおり、距離延長も心配なさそう。

ケイアイパープルはダート一筋で未勝利戦からコツコツと勝ち星を積み上げてきた。今年、重賞では結果が出なかったが、阿蘇ステークス、ラジオ日本賞とオープン特別を2勝した。JRAの重賞ではまだ苦しいが、地方のレースならばもう少し頑張りたいところ。

ヴェルテックスは前走浦和記念JpnIIで3着と好走。序盤と勝負どころでジョッキーの手綱がかなり動いていてズブそうな感じだったが、勝ち馬に食らいついていき、最後はタービランスとの競り合いに持ち込んだ。園田で2勝の実績があり、地方の馬場自体は合っている。ただ、小回りよりは広めのコースの方が合っているかもしれない。今回はコーナーが多いので、スムーズにスピードに乗れるかがカギだ。

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地方所属馬短評
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ルールソヴァール(北海道)はJRA時代、2018年の佐賀記念JpnIIIを勝っている。北海道に移籍後は3着以内を外していないが、前走道営記念は3着だった。ここではさすがに苦しいか。

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予想のポイント
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今年は実績馬が少なく、例年に比べてレベルが落ちる印象だが、基本的にはJRA勢による争いだ。年齢的に4歳のヴェルテックスとライトウォーリアに勝機がありそうなレースだ。配当的にはダンビュライトも面白そう。ダート2戦目で上積みに期待してみたい。


名古屋グランプリ(Jpn2)オープンの出走表はこちら

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