重賞レース直前情報
■2021年12月26日
第37回中島記念(佐賀)

12月26日(日)に佐賀競馬場にて、第37回中島記念(3歳以上・1800メートル・18時15分発走予定)が行われます。JRAの有馬記念GIのあとというスケジュールは変わりませんが、ナイター設備のおかげで今年も発走時刻が日没後となりました。佐賀競馬における年内最後の頂上決戦は、来年2月に行われる佐賀記念JpnIIIの前哨戦という意味もある一戦。上位拮抗の戦いになるのは間違いないでしょう。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2着3回。3着内馬15頭のうち14頭は5番人気以内となっている(唯一の例外は17年の3着馬=7番人気)。連対馬はすべて、前走でも2着以内。勝ち馬は前3走とも2着以内に入っていた。前走時の馬体重が500キロ以上の馬が1頭以上連対。また、3着内馬15頭のうち14頭は前走時の馬体重が480キロ以上と、大型馬が優勢になっている(唯一の例外は19年の3着馬=前走時の馬体重が467キロ)。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
グレイトパール JRAで重賞2勝の実績は断然だが、最近は脚元の関係で仕上げに苦労。それでも今年の秋は3戦を消化と、順調に出走できている点はプラスだろう。

ウノピアットブリオ 19年の優勝馬で、昨夏は佐賀王冠賞を制したが、今年は7戦して2着1回が最高。差のある敗戦が多い近況では、ここに入ると強調しにくい感がある。

ゲットワイルド 20年の2着馬で、今年は夏場に休養したが、17戦を消化と体力は十分。ひと押し不足の感はあるが、立ち回りひとつで善戦できる可能性はありそうだ。

タイセイレオーネ 4走前に高知から佐賀に移籍して、九州大賞典で2着と善戦。しかし前走は速い流れに乗れずに大敗した点が気にかかる。

ランガディア JRAの芝中距離で5勝し、岩手でダートの重賞を3連勝。その後は善戦止まりが続いたが、佐賀5戦目の2走前に久々の勝利。ただ、今回の相手は強力だ。

コンカラー JRAのダート中距離で4勝を挙げ、佐賀移籍後は5戦2勝で九州大賞典が3着。今回は展開がカギになるが、競らずに先行できれば善戦以上が可能だろう。

パイロキネシスト JRAのダートで4勝を挙げ、佐賀では今年の佐賀スプリングカップを勝利。前走は5着に敗れたが、それ以前は7戦連続で3着以内に入っていた。

ドゥラリュール パイロキネシストの半弟で、厩舎も馬主も同じ。JRAではダートで3勝の成績だったが、佐賀では6戦6勝とこちらのほうが上回っている。

そのほか、トウカイエクレールが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
ドゥラリュールは今回も主導権が取れそうで、連勝継続となる可能性が高そう。好位差しのかたちが取れそうなグレイトパールが強敵だ。パイロキネシストは今回も相手なりに走れそうで要マーク。ランガディアは安定感に欠ける近況だが、展開的に向く可能性が考えられる。コンカラーは展開がカギだが、競らずに先行できれば残り目も。


中島記念(ファン選抜)オープンの出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。