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第21回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII（園田）

12月22日（水）に園田競馬場で、第21回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII（3歳以上・1400メートル・15時45分発走予定）が行われます。リュウノシンゲン（川崎）が出走取消。JRAからはワイドファラオ、テイエムサウスダン、ヒロシゲゴールド、ラプタスが出走。地方他地区からはスマートアヴァロン（北海道）ら3頭が遠征。地元兵庫勢はスマハマ（兵庫）ら4頭が迎え撃ちます。11頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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ハンデ戦のJpnIIIながら出走馬のレベルは高く、見ごたえ十分の激戦が期待できる。2020年は1番人気ラプタスが痛恨の出遅れを喫しながらも地力で挽回。最後は脚が甘くなって3着と敗れたが、まともならば勝っていただろう。ハンデ58.5キロを背負い、内から差し返して勝ったサクセスエナジーも底力を見せた。基本的には実績・格を重視して中心馬を選び、ハンデは気にしなくていい。地方勢の頑張りも目立ち、20年はベストマッチョ（川崎）が2着と好走。19年は3着に10歳のサクラレグナム（高知）が入った。地元兵庫の馬もイルティモーネ（19年2着）やキクノステラ（18年3着）が好走しており侮れない。

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JRA所属馬短評
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ワイドファラオは実績上位馬。地方のレースに限れば今年はかしわ記念JpnI・4着、さきたま杯JpnII・3着、マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI・5着と大きく崩れていない。今回はチャンスがあるだろう。

テイエムサウスダンは今年、黒船賞JpnIIIとテレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIで1着。地方の1400メートルがベストで崩れるシーンが考えにくい。前走の武蔵野ステークスGIII（9着）は度外視し、改めて期待だ。

ヒロシゲゴールドは盛岡巧者。距離が1600メートルで相手も強かった2走前のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIでも2着と踏ん張ったあたり、盛岡コースとの相性を感じさせる。今回の園田は初めて。こなせるかは未知数だが、前走よりは頑張れるだろう。

ラプタスは前走テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIでまさかの10着に敗退。1枠1番からスタートだったが、ややダッシュが鈍く、先手を取ることができなかったのが敗因だろう。今回はハンデ59キロだが、自分の競馬ができれば巻き返せるだろう。

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地方所属馬短評
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スマハマ（兵庫）は元JRA所属の馬。転厩初戦となった前走（園田1400メートル）でいきなり勝利できたが、今回はその時の勝ち時計をもっと短縮必要がある。

イグナイター（兵庫）は園田1400メートルは4戦4勝の成績。3歳馬でハンデ52キロという点は魅力で、どこまで通用するか注目。

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予想のポイント
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今回も焦点は“ラプタスvs.テイエムサウスダン”となるだろう。今年5月のかきつばた記念JpnIIIではラプタスが、テイエムサウスダンに3馬身の差をつけて逃げ切っている。スタートが五分であればラプタスに分がありそうだ。しかし、9月のテレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIのように出遅れなどがあるとわからなくなってしまうし、テイエムサウスダンの方が連軸としては信頼できるかもしれない。とにかくスタートがカギの一戦だ。

兵庫ゴールドトロフィー（Ｊｐｎ３）重賞３歳以上登録馬の出走表はこちら

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