重賞レース直前情報
■2022年01月04日
第25回名古屋記念(名古屋)

1月4日(火)に名古屋競馬場にて、第25回名古屋記念(4歳以上・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。ハンデ戦で実施されていた時期もありましたが今年は別定戦で、牡馬・セン馬が56キロ、牝馬が54キロ。出走する9頭のなかでは、昨夏以降に重賞を3勝しているナムラマホーホが注目を集めることでしょう。対する8頭は、この距離を味方につけたいところ。それが通用するのかどうかが予想のポイントといえそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は4勝。2から3番人気が1頭だけ連対するデータがあり、21年は3→4→7番人気の順だった。2走前までに重賞で2から4着があった馬が1頭だけ連対。また、前走が2から3着だった馬が1頭だけ連対しているのが面白い。なお笠松所属馬は2度の4着が最高となっている。

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    出走馬短評
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ナムラマホーホ JRAでは2戦とも大敗したが、名古屋移籍後は25戦20連対で、現在は13戦連続3着以内。3走前に同舞台のベイスプリントを制した実績で同重量はいかにも有利だ。

エイシンエンジョイ 兵庫所属時の2020年に制した笠松グランプリを含む、重賞6勝の実績は上位。昨年は善戦止まりが続いたが、笠松に移籍しての参戦は不気味といえる。

メイソンジュニア JRA時に芝短距離のオープンでも善戦し、名古屋移籍後は昨春の東海桜花賞で2着。前走は大敗を喫したが、名古屋に戻っての巻き返しには要警戒だ。

クイックファイア JRAのダート中距離で3勝し、障害で1勝を挙げて、今回から名古屋所属。地力的には侮れないが、過去の出走歴が1700メートル以上という点は割引材料といえる。

ブルーヘスター 南関東では未勝利で、昨春の名古屋移籍初戦に勝利を挙げて、それ以降は徐々に上昇。ただ、ベイスプリントでは3着でも、ここに入ると時計的に厳しい。

ナムラヘラクレス JRA時に名古屋1400メートルの条件交流戦で初勝利を挙げ、ダート1800メートルで2勝。兵庫では新春賞と白鷺賞で2着という実績からも、今回は距離短縮が課題になる。

サンデンバロン 18年の優勝馬で、21年は3着と寒い時期に活躍。今回は相手が強力になるが、最近の成績ならば明け10歳でも侮れない。

ゴールドリング 20年は2着に入ったが、21年はJRAからの再転入初戦で最下位。前走は6頭立ての5着だったが、休み明け2戦目で一変する可能性は考えられる。

タイガーアチーヴ JRAで条件交流戦を含む2勝を挙げ、名古屋移籍後は大崩れが少ない成績。名港盃で2着、東海菊花賞で3着と、重賞でも相手なりに走れるタイプといえそうだ。

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   レースの狙い
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ナムラマホーホは差し一手でも同距離のベイスプリントの内容ならば、ここでも崩れることはなさそう。相手は混戦だが、笠松への移籍初戦で臨むエイシンエンジョイを筆頭に据える。サンデンバロンは今回の相手でも目下の調子のよさなら上位争いに加わりそう。先行してしぶといタイガーアチーヴを連下の候補に入れておく。善戦傾向があるメイソンジュニアにも要マーク。


名古屋記念(SP1)オープンの出走表はこちら

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