重賞レース直前情報
■2022年12月21日
第22回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII(園田)

12月21日(水)に園田競馬場で、第22回兵庫ゴールドトロフィーJpnIII(3歳以上・1400メートル・16時00分発走予定)が行われます。JRAからはラプタス、オーロラテソーロ、サクセスエナジー、シャマルが出走。地方他地区からはナラ(笠松)ら4頭が遠征。地元兵庫勢はイグナイターら4頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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2001年の創設以来、JRA勢が21連勝中。ハンデ戦のJpnIIIながら出走馬のレベルが高く、GI/JpnI級の馬が力を発揮しやすい。13年はハンデ59キロのドリームバレンチノが勝ち、17年グレイスフルリープと21年テイエムサウスダンはハンデ58キロで勝利を飾っている。前走JBCスプリントJpnIやJRAの重賞出走馬は、そのレースで5着以下であっても巻き返しが多いのも特徴だ。一方、2着、3着は地方馬から目が離せない。過去10年で11頭、特に過去4年では5頭が3着以内に健闘。18年はキクノステラが5番人気で3着、19年イルティモーネが8番人気で2着、21年はイグナイターが3番人気で3着と地元兵庫勢がそれぞれ好走している。

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JRA所属馬短評
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ラプタスは前走JBCスプリントJpnI(盛岡)が11着。スタート・ダッシュともに悪くなく、インの先団で追走はできたが最後の直線では余力がなかった。今回は距離が1ハロン延びて、ベストの1400メートル。ハンデは59キロと厳しいが、この相手ならばもう少しいい競馬を期待したい。

オーロラテソーロはクラスターカップJpnIIIで重賞初制覇を飾り、前走東京盃JpnIIは3着とスプリント路線ではトップクラスの力がある。今回は1ハロン延長が鍵。57キロ超(57.5キロ)の負担重量は初経験となる。

サクセスエナジーは2020年に兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIを勝利している。この時に比べると力・勢いは落ちているが、前走サマーチャンピオンJpnIIIでは3着と好走した。今回は約4カ月ぶりの実戦だが、間隔を空けた方がむしろ成績がいいので、期待できる一戦かもしれない。

シャマルは今年サマーチャンピオンJpnIII、テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIと1400メートルのダートグレードを2勝している。前走はチャンピオンズカップに挑戦して5着。残り200メートルまでは先頭集団で叩き合いを演じる見せ場十分の走りだった。今回が今年10戦目とかなり使い込まれているが、調子を維持できていれば上位争いは必至だろう。

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地方所属馬短評
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イグナイター(兵庫)はマイルチャンピオンシップ南部杯JpnI(盛岡)4着、JBCスプリントJpnI(盛岡)5着とGI/JpnIの壁には跳ね返されたが、地方代表として善戦。今回は右回りの1400メートルで走り慣れた舞台に戻る。2021年の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIは3着だったが、古馬のダートグレードは初めてだった。1年を経て実績を積み、パワーアップもしたので地元でダートグレード制覇を飾りたい。

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予想のポイント
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シャマルは近2走、勝利実績のない距離1600メートル以上のGI/JpnIで3着、5着と大奮闘。今回は1400メートルのJpnIIIなのでダートグレード4勝目の大きなチャンスだ。イグナイターも今秋はGI/JpnIで頑張った。JRA勢の長い連勝を止めることができるかに注目だ。


兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)重賞3歳以上登録馬の出走表はこちら

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