重賞レース直前情報 |
12月30日(金)に笠松競馬場にて、第26回ライデンリーダー記念(2歳・1400メートル・15時40分発走予定)が行われます。今年は金沢と名古屋所属が各3頭、笠松所属馬が6頭というメンバー構成になりました。牝馬限定のマイル戦という条件から、北陸・東海の交流戦で牡馬も出走可能で距離短縮となって3年目。過去2年は金沢所属馬が2着以内に1頭入っていますが、今年は混戦模様という感じの顔ぶれになっています。
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過去の傾向
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過去2回の結果をみていく。21年が金沢→名古屋→金沢の順で、20年は笠松→金沢→笠松の順。21年は1→4→2番人気の順だったが、20年は3→2→9番人気の順で3連単が高配当になった。3着内馬はすべて、2走前が1着。3着以内に入った6頭はすべて、通算8から12戦となっていた。連対馬はすべて、通算4勝以上。過去2回とも、前走が1600メートル以上だった馬が勝ち、前走が1500メートル以下だった馬が2着だった。
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出走馬短評
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メイクストーム 6月の新馬戦を勝ち、2戦目からは苦戦が続いたが、最近2戦は連続2着と好成績。今回は距離短縮が課題になるが、中1週で体重減がなければチャンスだろう。
エムオージェネラル 金沢からの遠征馬。北海道の一般戦で1勝し、6戦とも3着以内と好成績。金沢では3戦1勝で、2度の重賞では4着以下だったが、地力的に侮れない感がある。
セイジグラット 北海道は2戦とも大敗したが、笠松移籍後は7戦とも3着以内で現在は5連勝中。今回は展開がカギとなるが、先手が取れれば押し切りが狙える。
エムエスドン ここまで9戦して、3着を外したのはゴールドウィング賞の4着だけ。前走は古馬B2クラスで僅差3着と健闘した素質なら、初コースでも注目できる。
ヒロチャン 北海道では初勝利まで10戦を要したが、ここまで13戦して5着以内が12回と善戦傾向がある成績。中1週が続く点は気になるが、ここでも相手なりに走れそうだ。
モズアンカー 金沢からの遠征馬。北海道では3戦とも大敗し、金沢では7戦3勝でも敗れた4回は差のある結果。今回も楽に先行できるかどうかが課題になる。
アカリチャン JRAでは3戦とも大敗したが、名古屋では移籍初戦を勝利。しかしその後は善戦止まりで、前走の内容からもここでは少々厳しいだろう。
イグアスワーク 北海道の一般戦で1勝し、名古屋移籍後は4戦とも3着以内でラブミーチャン記念でも3着に健闘。今回も好位付けからの首位争いが期待できそうだ。
ノブノビスケッツ 金沢からの遠征馬。北海道ではJRA認定戦を含む2勝を挙げ、金沢では兼六園ジュニアカップを勝利。前走は末脚不発で大敗したが、今回の距離なら見直せる。
モズマンマミーヤ 北海道では2戦とも大敗したが、笠松移籍後は7戦4連対と上々の成績。2勝はともに逃げ切りで、今回も主導権を取りたいところだろう。
そのほか、ビリーヴィン、アイファーダイオウが出走する。
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レースの狙い
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イグアスワークは前走の走破時計が優秀で、再度の1400メートル戦なら好位付けから差し切れそう。ノブノビスケッツは前走の金沢ヤングチャンピオンで大敗したが、この条件なら改めて首位争いが期待できる。連勝中の勢いがあるセイジグラットにもチャンスあり。エムエスドンは相手なりに動けそうで、ここでも好位差しが届く可能性が十分にある。まくり脚があるメイクストームにも警戒しておきたい。穴は善戦傾向があるエムオージェネラル。
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