重賞レース直前情報
■2022年12月25日
第38回中島記念(佐賀)

12月25日(日)に佐賀競馬場にて、第38回中島記念(3歳以上・1800メートル・18時15分発走予定)が行われます。21年の優勝馬であるグレイトパールを含む11頭がエントリーしてきました。実績的に劣勢という馬もいますが、グレイトパールが脚元の不安で仕上げが難しいタイプなので逆転する余地はありそう。週末までに降った雪の影響が残っている可能性も考慮して予想したい一戦といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は1勝、2着2回。2番人気は2勝、3着1回と苦戦ぎみだが、連対馬はすべて5番人気以内。21年と17年は6番人気と7番人気が3着に入ったが、基本的には上位人気馬が中心だ。2走前までに1800メートル以上のレースで勝利していた馬が1頭以上連対。その年の九州大賞典で3着以内に入っていた馬も1頭以上連対している。また19年を除き、真島元徳厩舎の馬が1頭以上連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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グレイトパール 過去3年とも九州大賞典を勝ったあと1戦をはさんだが、今年は九州大賞典が時期変更で直行のかたち。その点はタイプ的にむしろプラスになりそうだ。

ミスカゴシマ 21年11月以降はすべて1400メートル以下に出走したが、佐賀の1800メートルは4戦4勝。冬場に調子を上げる傾向を含めて侮れない存在だ。

シャンパンクーペ JRAのダート1900から2000メートルで4勝を挙げ、オープンでは苦戦したが、佐賀移籍の前走を僅差で勝利。移籍2戦目の上積みを含めて注目できる。

コンカラー JRAのダート中距離で4勝し、オープンでは苦戦したが、佐賀移籍後は3勝をマーク。差し脚を長く使えるだけに、今回も展開次第で上位が狙える。

タガノファジョーロ JRAのダート中距離で3勝、障害で1勝して、2走前から佐賀所属で前走の九州大賞典で2着。ただ、今回の相手は前走よりも強力だ。

マイネルジャスト 大井所属時を含めて好不調の波が大きいが、今年は5勝を挙げて10歳でも調子良好。しかし重賞では大敗続きでは狙いにくいタイプといえる。

リュウノシンゲン 岩手所属時に東北優駿を含む10勝を挙げ、佐賀移籍後は7戦5勝。前走の九州大賞典では粘れなかったが、今回の距離なら巻き返しが必至だ。

スパーダ JRA未勝利から大井の1400メートルで3勝し、JRAに戻って1400メートルで3勝。佐賀でも1400メートルで3勝という成績だけに、今回は距離延長が課題になる。

タケノサイコウ 2月のたんぽぽ賞を快勝したあと骨折し、急仕上げの九州ダービー栄城賞は4着。その後は立て直して前走を勝ったが、今回は試金石とみるのが妥当だろう。

ザビッグレディー 佐賀皐月賞を勝ち、九州ダービー栄城賞で3着に健闘したが、その後は善戦止まりという成績。最近の成績的にも今後につながればという一戦だろう。

そのほか、パイロキネシストが出走する。

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   レースの狙い
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リュウノシンゲンは2500メートルの九州大賞典で粘れなかったが、1800メートルの舞台なら巻き返しが必至。グレイトパールは冬場の成績が良好で、今年は九州大賞典から中4週という日程もプラス材料になる。この2頭の一騎打ちが本線で、移籍2戦目のシャンパンクーペが割って入る候補。単騎逃げが見込めるマイネルジャスト、相手強化でも素質があるタケノサイコウ、距離延長で臨むミスカゴシマを3連勝式の候補として挙げておく。

 


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