重賞レース直前情報
■2023年01月03日
第16回天馬賞(帯広)

1月3日(火)にばんえい帯広競馬場にて、新年のばんえい重賞第2弾・第16回天馬賞(5歳・18時20分発走予定)が行われます。4歳シーズン三冠の最終戦は、定量760キロでの争い。唯一、重量経験があるオーシャンウイナーが人気を集めそうで、2歳のイレネー記念、3歳のばんえいダービーに続く世代頂点競走全制覇へ期待が高まります。ただ昨秋から馬場が軽い状態が続いており、牝馬の台頭にも注意が必要かもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。3着内馬15頭のうち13頭は4番人気以内だが、20年は6番人気が勝利している。前走の馬体重が1100キロ超だった馬が1頭以上連対。ここ2年は前年のドリームエイジカップに出走した馬が2頭とも馬券に絡んでいる。なお連対馬10頭中9頭の前走はオープン(混合戦含む)で定量戦らしく格付が高い馬が強い。例外の1頭も2走前はオープンに出走していた。

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   出走馬短評
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コウシュハハリアー 世代オープン初挑戦だった3月のクリスタル特別を重量720キロで差し切ったが、それより重量が軽い柏林賞と銀河賞で勝ち馬から20秒以上離される結果。ただ体重1100キロ前後の巨体は魅力だ。

ミソギホマレ 柏林賞では最低人気で3着に追い込むと、銀河賞では逃げ切って圧勝。ただ牝馬同士ではサクラヒメに連敗しており、定量のばんえいダービー6着という成績からも、上位進出にはひと押しが必要になる。

サクラヒメ 3歳夏に渡来心路騎手とコンビを組んでから重賞2勝と急上昇し、定量のばんえいダービーで僅差4着。4連勝中と勢いを感じられる近況も買いだ。

アバシリサクラ 2歳重賞勝ちがあり、ばんえい菊花賞3着、ばんえいダービーでは重量710キロをひと腰でクリア。ただ今季は伸び悩んでいる印象がある。

マルホンリョウダイ 通算1から3着各15回の善戦タイプだが、22年11月以降が5勝、3着1回と勝ちみを覚えた感も。7着だったばんえいダービーから変わり身が期待できる。

マサタカラ 柏林賞は多くの馬が障害で苦戦する展開に恵まれての2着だったが、その後は、特別戦でも腰が入るようになっている。相性がいい鈴木恵介騎手に戻るのは歓迎で一発を秘めている。

オーシャンウイナー 重賞4勝は抜けた成績ではないが、イレネー記念、ばんえいダービーの定量戦をともに制しているのが強み。アクシデントがなければ、4歳世代ンバーワンの称号も手に入れそうだ。

そのほか、マルモタイショウ、ネオキングダムが出走する。

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 レースの狙い
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オーシャンウイナーは3月のポプラ賞で、790キロを課されて圧勝歴がある。前回が開催取り止めになった影響さえなければ勝利が狙える。サクラヒメは充実しており、牡馬相手でも差はないはず。前走体重がメンバー中で最大のコウシュハハリアーが3番手。地力強化がうかがえるマルホンリョウダイも侮れない。銀河賞馬ミソギホマレ、鈴木恵介騎手のマサタカラまで押さえておく。


天馬賞(BG1)5歳オープン定量の出走表はこちら

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