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村上 博幸選手

2019年11月07日

10月に行われたGI寛仁親王牌で5年8ヶ月ぶり3度目のGIを制した村上博幸選手。もう獲れないかと思っていた中での優勝ゴールに、何度もガッツポーズする姿が印象的でした。その喜びの裏には、年を重ねるにつれ変化していく自分自身と向き合いながら、試行錯誤する日々の努力、家族の支え、そして仲間との絆がありました。グランプリを2ヶ月後に控えた村上選手に今の気持ち そして、今後の意気込みを伺いました。

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星野:まずは寛仁親王牌優勝おめでとうございます。

村上:ありがとうございます。

星野:少し時間が経って今どうですか?

村上:本当に嬉しいし、実感も沸いています。ただ、中2日で次のレースもあったし、帰ってからもたくさん祝福してもらって打ち上げとか取材とかで本当に今は多忙です。
若い頃にGIを獲った時はそれにも対応できていたんですが、今は少し自分の中でも贅沢ですが、一息つけるところが欲しいですね。

星野:長い間トップで活躍されているからこその話だと思いますが、今回は過去の優勝の時とは気持ち面で違いはありますか?

村上:そうですね。1回目は、自信もあったしGIを獲るためにやったことが結果に出たという感じでした。2回目は、ほっとした気持ち、そして今回はもう獲れないかと思っていたので信じられないという感じでしたね。怪我も多かったし家族や周りにも迷惑をかけてきたのでその分の嬉しさもあります。

星野:優勝インタビューでは、キャリアを活かすことができたとおっしゃっていましたが。

村上:そうですね。竜生(三谷竜生選手・奈良101期)にも僕にも絶好の展開で、若い時はそうなると踏み方が変わったり出せるものも出せなかったりしたんです。でも、今回は追走の時から4コーナーでもこうペダリングしたら勝てると思った通りに踏めました。久しぶりに確信を持ってゴールすることができましたね。
そこはやっぱり経験だなと思っています。練習でもレースでも失敗や負けはプラスに変えていく。結局は日々の努力が大切ですね。

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星野:今はどれくらい練習されてるんですか?

村上:僕は「効率良く」という言葉は捨てているので、朝は9時位から夜は8時ごろまで練習しています。ただ、自転車に乗ることだけが練習ではないので帰ってからも色々しているので、結局ずっとですね。

星野:お休みは取らないんですか?

村上:体調を崩した時くらいですかね(笑)前に熱を出して12時間寝たんですが、それが幸せと感じる位、ずっと何かしらしています。

星野:ずっとトップで居続けるにはそれだけの努力も必要なんですね。

村上:辛さもありますが、そこに居続けたいと思える場所だからできるんでしょうね。でも、敢えて年に2回は完全に自転車に乗らない期間を作ってるんですよ。そうしないとずっと考えてしまうので・・・

星野:その時は何をされてるんですか?

村上:家族旅行ですね。自転車も持っていかず、自転車の事も考えずに家族と過ごしています。ただ、ケガをすると旅行もキャンセルになるので、最近はなかなかゆっくり行けてません。だから今回の優勝を家族が一緒に喜んでくれたのは感謝の気持ちが大きいんです。

星野:それだけ家族が支えてくれてるってことですよね。

村上:そうですね。それは本当に大きいと思います。ここ数年は特にそこら辺を感謝して競輪に取り組めていると思います。

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星野:以前、奥様が食事面のサポートもされていると伺いました。

村上:練習プランを言ってそこに合わせてメニューを変えてもらっています。オフもないので、冬場と夏場でも違うし、年齢に合わせても変えてもらってます。その食事が結果に繋がっているので、今は暴飲暴食が怖くなってますね(笑) 。

星野:きっかけはなんだったんですか?

村上:健康診断に3年連続で引っ掛かったのがきっかけでした。ちょうどその頃、選手としてもちょっとキツいなと感じる頃で、勝てる展開になっても勝てなくなってきていた。
それまで食事面は本当に自由に食べていたので、ちょっと見直してみようかな位の簡単な気持ちで始めたらレースにもプラスになったし、健康診断も正常になったんです。そこで、食事も年齢に合わせて考えていかないといけないなと思いました。

星野:いろいろ伺っていると年齢というところに上手く対応されているんだなと思います。

村上:そうですね。20代、30代の頃とは色々違ってきています。

星野:少し早いですがGPでは近畿から脇本選手も出場を決めていますね。

村上:今、競輪界で一番強い存在だし、脇本自身もオリンピックに向けて、最高の盛り上がりでGPに望むと思います。他にも強い選手がいる中で、2ヶ月間でもう一度トレーニングを見直して、GPの舞台でも自分のキャリアと経験を全て出し切っていきます。

星野:年末まで気の抜けない多忙な日々が続きますけど、1日だけオフを取ってくださいと言われたら何をしたいですか?

村上:やらないといけないことがたくさんあるんですが、とりあえず、一人になれる部屋で1日だけゆっくりしたいです。誰にも名前を呼ばれない空間にいたいですね(笑)。

星野:すごく多忙なんだなってことが伝わります(笑)。では最後にご覧いただいている皆様にメッセージをお願いします。

村上:腐りかけたこともたくさんありましたが、いつもオリオン、ドリームにも選んでいただいて、その皆さんの声援が支えになっています。2019年、あと残り全て一戦一戦全力で、GPでは相応しい力があるかと言えばハテナもありますが、キャリアと総合力でがんばります。これからも応援よろしくお願いします。

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※インタビュー / 星野めぐみ(ほしのめぐみ)
大阪府出身。タレント、アナウンサー、競輪キャスターとして活躍中。

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※写真提供:株式会社スポーツニッポン新聞社

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