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佐藤 慎太郎選手

2021年12月23日
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いやぁ、今年も来ましたね。この舞台が。

そうですね。なんか自分としてもちょっと頑張ったなっていう風に思ってます。

アラフォーの星ですよ。

まだまだ頑張りますよ!

まだまだですか。そのエネルギー、モチベーションはどこからくるものなんですか?

応援してくれてる人は多いですからね。僕は。
だからその応援してくれてる人達のお陰じゃないですか。

SNS初めてもうかなり経ちますが、そこでも凄いたくさんの声が届くと思います。

本当くだらない呟きしかしないのにね。みんな反応してくれて嬉しいですよ。

ファンの声援がダイレクトに届くじゃないですか

そうですね、ほんと嬉しいですね。

グランプリに向けて、今年一年本当に頑張ってやってきたと思いますが、今現在のその仕上がり具合はどんな感じですか?

今まぁ100がマックスだとしたら98ぐらいまで来てるね。
本番に入ったら150までいくから(笑)

100がマックスだとしたらという前提崩れてますよ(笑)

崩れちゃってるけど、そのくらい、オーバーしちゃうくらい気持ちを乗せていきますよ!

2年前にグランプリを獲って、もう一丁ですか。

そうですね。あの優勝した時にちょっとこれで燃え尽きちゃうパターンもあるかなって自分でも少し思ったんだけど、全然そんなことなくて。まだまだ勝ちたいっていう気持ちが強いんでこの気持ちがあるうちは頑張れそうな気がします。

ナショナルチームの合宿に行ったりとかされてるじゃないですか。

あれはヤバかった。死ぬかと思ったマジで。
ほんとに疲れが抜けなかったし、夜とか家に帰っても妻がね、ちょっと大丈夫ってすげえ心配したんですよ。そのくらいヤバかった。

ベテランになったら、休養をとりながら、調整をしながら、っていうやり方がメインなのかなぁなんて思うのですが。

調整するまでには、やっぱり追い込みながらじゃないと駄目ですね。調整調整じゃ強くなっていかないですよ。やっぱぶっ壊すぐらいやって、その後にケアをするという。

でも、一回ぶっ壊すというのは、年を重ねれば重ねるほど怖さもあると思いますが。

いや、でもね、壊しちゃうと本当に回復が遅いから。
本当に完全に壊れちゃう一歩手前で辞めなきゃいけないんですよ。そこはやっぱ自分で自分をしっかり把握しなくちゃいけないですよね。

その辺は長年の経験からくるところは大きいでしょうね。

最近やっと自分の気持ちと身体がマッチしてきたと言うか、俺はこんなもんじゃねえだろっていう気持ちの方が先走っちゃってる時期もあったんで、振り返ってみればその時期は強くなれてなかったですよね。

その境地にたったのは最近なんですか?

ここ4、5年ですよ。それまで自分の身体を自分で把握できてなくて、若い時の気持ちのまま体の事を分かってなかったっていうのはありましたよね。

これはやっぱり若い選手にはない強みではありますよね

それは強みでもあるし弱点でもありますね。若い選手はそんなこと考えなくていいんだもん。勢いもあるし、気持ちだけでどんどんいけば体は自ずとついてきてくれるから。だから弱点と言えば弱点ですよ。

佐藤選手の喋りを聞いていても、普段の雰囲気見てても、若い選手に引けを取るような事は何もないような気はしますけどね。とにかく溌剌としていますから。

そうですか、馬刺し食ってるからかな(笑)

山口幸二(岐阜62期)さんの最年長グランプリ制覇という記録には、2年前はあとちょっとで届きませんでした。今回とれば文句なしで記録更新ですよ。

僕はどっちかというと、記録よりも記憶に残る選手になりたいと思ってるんだけど、記録にも残りたいよね。記録も記憶も残るように、今回しっかりと頑張りたいと思います。

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写真: 「静岡市提供」

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