GIRL'S KEIRIN×Oddspark Ver.33 オッズパークpresentsガールズケイリンDAY 2019in帯広競馬場 |
イベント当日のばんえい十勝は、全レースがガールズケイリン協賛にて行われました。開門と同時に選手の皆さんが来場者の方々をお出迎えし、記念撮影やサインに応じるなどファンの皆さんとの交流で盛り上がりました。また、表彰式やトークショー、CS放送にも出演いただき、場内を沸かせてくださいました。
この日の帯広競馬場は天候にも恵まれ、ばんえい競馬ファンの方はもちろんのこと、4選手を応援したいと遠方から駆け付けてきた方、今年朝ドラの舞台となった十勝に観光に来られた旅行者など多くのお客様で賑わっておりました。
そして、この日最も注目を集めたのは、4選手がばん馬の手綱を握り勝敗を競う「ばんえい競馬エキシビションレース」。
競馬場横にある"とかちむら"で見つけた地元の美味しいものを囲みながら旅行やメイクの話題で盛り上がっていた4人も、レース直前にはキリッとした表情に一変。「私が勝つ!」とそれぞれが強い意思を持ち勝負師の面持ちでコースに向かう姿は流石アスリート。
競輪選手としての経験年数が異なる4選手も、このレースでは全員が初心者。サポート騎手とばん馬と呼吸を合わせることが重要となるチーム戦で、見事レースを制したのは今年7月にデビューしたばかりで北海道出身の伊藤のぞみ選手。「競輪よりも先にばんえい競馬で1着を取ることになりましたが、1着がこんなに素晴らしいものだとわかりました。今後のレースに向けて勇気がわきました。」と喜びを語ってくれました。
レース後、増茂選手は「動物が好きなので、馬と触れ合うことができて嬉しかった。騎手の方が声をかける様子に絆を感じ、素敵でした。」と話し、梅川選手も「きっと一生に一度の機会だと思うので、ガールズケイリン選手になってよかったと思いました。ジョッキーの声や馬とのコミュニケーションの取り方、レース後の馬への声掛けなど普段馬と携わる人と会わないので、独特な世界でとても感動しました」と大きく頷いていました。そして、荒川選手は「ばん馬の走るスピード感が、観客としてレースを見ているときの感覚と違ってすごく早くてびっくりしました。なかなか競馬を生で見る機会もなかったのですが、もっと実際のレースを見てみたいと感じた。」と1日を振り返っていました。
また、4選手全員が「生で観るレースは迫力が違う。競輪も是非競輪場に来て観てもらいたい」と口を揃えて話してくれました。
帯広競馬場、そしてネット配信でレースをお楽しみいただいたお客様、そしてレースの進行を支えていただいた藤野俊一騎手・船山蔵人騎手・西将太騎手・赤塚健仁騎手、関係者の皆さま、誠にありがとうございました。