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　２ｺｰﾅｰと４ｺｰﾅｰ内側に砂を補充した先週金曜日は普段より外差しが決まる結果に｡梅雨に入り当日の馬場が読みづらいが､全面に水が浮くような不良なら逃げ先行有利､重程度の馬場なら外差しが決まりやすいという傾向は覚えておきたい｡

　８R〈やや混戦〉［６，５，３］
◎　ｻｳｽﾌﾞﾗﾝｺ
　直前の能力検査では余裕の手応えで合格点の時計をﾏｰｸ｡休み明けでも仕上がりに不安はなく､休養前の戦歴から古馬混合戦でも十分に渡り合える｡
○　ｱﾃﾞﾙ
　軽度の鼻出血明けで速い追い切り時計こそ出していないが､休み明けながら快勝を収めた２走前の内容からもﾎﾟﾝ使いは効くﾀｲﾌﾟ｡持ち時計から能力自体も上位｡
▲　ｽﾏｲﾙｳﾞｨｵﾗ
　やや勝ち味に遅いﾀｲﾌﾟではあるが､骨っぽい相手が揃う３歳Ｂ級で常に善戦していた経歴から古馬Ｃ２編入は有利｡流れひとつで勝機を見出せる｡

　９R〈伏兵注意〉［３，２，４，８］
◎　ﾃｲｹｲﾗﾌｲﾝ
　1700ﾒｰﾄﾙ戦の内枠なら中団より前のﾎﾟｼﾞｼｮﾝが取りやすく､今回の条件はﾍﾞｽﾄ｡降級利も加味すれば一気に浮上可｡
○　ｴﾝﾄﾞｵﾌﾞｼﾞｱｰｽ
　Ｃ２ｸﾗｽは３戦３連対｡この条件ならﾃﾝからｽﾋﾟｰﾄﾞ負けする恐れもなく､降級一発目で狙う価値あり｡
▲　ｴﾙﾓｰｿ
　反応が鈍いため勝ち味に遅いが､ｺｰﾅｰでの距離ﾛｽを抑えられればもうひと押しが利く｡外枠→内枠変わりで更に｡
△　ｸﾘﾉﾌﾗｺﾞﾅｰﾙ
　末脚がｼﾞﾘっぽいだけに長く脚を使える中距離変わりはﾌﾟﾗｽ｡持ち時計的に相手関係も有利｡

　10R〈上位拮抗〉［５，９，７］
◎　ﾀｶﾞﾉﾋﾊﾞﾅ
　本質は短距離向きも､息を入れやすいｺｰﾅｰ４つ形態なら距離は保つ可能性が高い｡ＪＲＡ実績､好時計連発の追い切りからもここなら地力は上｡
○　ｺｳｻﾞﾝｱﾌﾟﾛｰﾁ
　前走が惜敗も､抜けてｿﾗを使ったことを思えば勝ちに等しいと言える内容｡昇級に即対応した点から一戦毎の良化も着実に進んでおり､ここも集中力さえ保てれば勝ち負け｡
▲　ﾄﾆｰﾎﾟｹｯﾄ
　着順の印象こそ地味だが､走破時計や上がりﾀｲﾑはこのﾒﾝﾊﾞｰなら上位｡先週金曜日のような外差し決まる馬場なら一発がある｡

　11R〈単不動〉［２］
◎　ﾘﾌﾟﾚｲｽ
　休み明けの前走が出遅れながら圧勝｡２走前以前も他を寄せ付けぬ内容続きだったが､決して万全ではなかった前走でこのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽはまさに驚愕もの｡昇級のここでも能力は群を抜いている｡

　12R〈波乱含み〉［６，２，11，３］
◎　ﾃﾞｻﾞｰﾄｶﾚｰ
　短距離ではｽﾋﾟｰﾄﾞ負けの傾向にあるが､背52ｷﾛ＋降級戦なら中団あたりのﾎﾟｼﾞｼｮﾝを取れる可能性が高い｡末脚の威力はﾒﾝﾊﾞｰ中上位だけにここは狙い頃｡
○　ｴﾝﾌﾟﾚｽﾀﾞﾝｽ　
　走りに集中し切れない面がありｱﾃにできないﾀｲﾌﾟだが､元々の南関東実績からもここまでｸﾗｽが下がれば地力上位は明らか｡軽視は禁物｡
▲　ﾌﾟﾚｼｬｽﾑｰﾝ
　追い込み一辺倒でｱﾃにしづらいが､先週のような外差しが効く馬場なら浮上の目も十分｡降級＋道悪も好材料｡
△　ﾄｷﾉｹﾘｰ
　内々を立ち回る形が理想なだけに前走のような外枠は不向き｡内枠ならもうひと押しが利く｡

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