
| 3日目 3月9日 |
さあ、いよいよシンガポール競馬観戦の日です。天気にも恵まれて絶好の競馬日和となりました。
ホテルをチェックアウトして、大きな荷物もバスに載せて一路競馬場へ。
この日の一行は超VIP待遇。クランジ競馬場の『SAGEROOM』を利用の予定だったのですが、競馬場に着くと「Odds Park ←」の案内板がそこかしこにあるじゃないですか!
温泉旅館で「○○様御一行」と玄関に書かれている以上にテンションがあがります。

この案内の通りに向かうと、要所要所でうやうやしく挨拶する職員に遭遇し、辿り着いたのは円卓が2つと、応接セット、さらにゴール板正面のバルコニーのある個室。しかも、プライベート窓口があり、個室から出ることなく馬券を買うことができるのです。
飲料は別でしたが、食事はビュッフェ形式で用意されて、好きなタイミングで好きなだけ食べることができます。

レースが始まるまで時間がいい具合にできたので、ここで私が用意した『シンガポール競馬の手引き』を使って、競馬新聞の見方や、馬券の種類、マークカードの塗り方をレクチャーしました。
マークカードの書き方を質問されるのは最初の1、2レースぐらいで、いやあ、さすが飲み込みが早いですね。
日本にないもので、シンガポールにある馬券の種類は、四連単と四連複。
「四連単なんて当たるの!?」と皆さん思われていたようですが、私の経験からは「三連単が当たるときは四連単も当たる」という考え。ならば、今日の目標は、みんなで四連単を当てて帰ろう!と盛り上がりました。
ちなみに、この日はシンガポール競馬のほかに、香港(シャティン)競馬と、マレーシア(イポー)競馬の発売がありました。
おかげで私はついつい20レース以上も手を出すはめに…。
また、この日はレースの合間に、特別ゲストとして、高岡秀行調教師のほか、前日も登場いただいた飯塚さん、高岡厩舎のアシスタントである波多野了平さんにもご登場いただきました。
高岡調教師はこの日1頭だけの出走でしたが、その1頭が人気薄ながら非常に惜しい2着で、その馬券を的中された方もいたようです。
最初は皆さん苦戦されて、「いやー、今日はもうやめようかな」といった声もありましたが、徐々に傾向をつかまれてきたのか、調子も上向き加減に。
そして最終レース、かなりの皆さんが四連単を的中(しかも高配当)されていました。中には4点だけで仕留めたという猛者も!
ここ一番の勝負強さは、なるほどダイヤモンドメンバーの皆さんだけあります。
皆さんホクホク顔で競馬場を後にして、帰国前の最後の食事は高級レストランの『リーガーデン(利苑)』へ。
ここで、最後の特別ゲストとして、レースを終えた高岡調教師が再度登場。添乗のオッズパークのスタッフさんも加わって大きな円卓での夕食となりました。
ここでも前日の飯塚さんとは違った貴重なお話を高岡調教師から伺うことができ、美味な広東料理とともに充実した時間を過ごせました。

高岡調教師とはここでお別れして、一行はバスでチャンギ空港へ。
2泊4日でしたが、楽しい時間はあっという間ですね。
シンガポール航空でお帰りになる皆さんをお見送りして、私も帰国の途につきました。お別れ際の皆さんの表情を見る限り、お楽しみいただけたのではないかと思っております。
今年度も魅力的なツアーが計画中だと伺っております。
今回ご参加の皆さんはもちろん、他のオッズパークユーザーの皆さんも、一緒に楽しみましょう。
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