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■2018年10月05日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕第31回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI) みどころ

平成30年10月5日

重賞 第31回マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)みどころ
〜 平成30年10月8日(祝月) 盛岡競馬場 17時30分発走 〜

岩手県競馬組合

ダートマイル王を決める「第31回マイルチャンピオンシップ南部杯」の枠順が確定しました!

ダートGI4勝マークで最強馬に君臨。昨年5着の雪辱に燃えるゴールドドリームは5枠7番
2歳、3歳ダートGIを制圧。今度は古馬を一蹴し完全制覇へ、ルヴァンスレーヴは7枠12番
フェブラリーステークスで自慢の末脚をさく裂させ、感動の復活劇ノンコノユメは1枠1番
レースのカギを握る先行馬オールブラッシュは8枠14番、ノボバカラは6枠9番!!

 10月8日(祝月)、盛岡ダート1600mを舞台に行われるJpnI「第31回マイルチャンピオンシップ南部杯」の枠順が確定しました。
 今年は南部杯初の薄暮競馬(発走:17時30分)で実施。メンバーもダート界をけん引する強豪がそろい、最高の盛り上がりを見せてくれそうです。
 ゴールドドリームは昨年、フェブラリーステークス、チャンピオンズカップを制し、JRA最優秀ダートホースの栄誉を獲得。さらに今年はかしわ記念、帝王賞を連勝。地方ダートが課題でしたが、見事克服。自他ともに認めるダート最強馬に君臨しています。昨年の南部杯で2番人気に支持されましたが、痛恨の出遅れを喫しポツンと最後方からの競馬。ラスト800mからスパートをかけ、メンバー最速の上がりを駆使しましたが、5着止まりに終わりました。今年は昨年の雪辱がテーマ。この後はチャンピオンズカップ2連覇へ直行する予定ですから、好発進を決めたいところ。全国から熱い視線を集めています。
 ルヴァンスレーヴはデビューから一貫してダート路線を歩み、全日本2歳優駿(川崎)、ユニコーンステークス(東京)、ジャパンダートダービー(大井)をすべて優勝。史上初の快挙を果たしました。その後は早々と南部杯参戦を表明。3歳馬の挑戦は東京開催の南部杯を含めて過去5頭。2010年、バーディバーディの5着が最高ですが、ルヴァンスレーヴはけた違いの実績。3歳馬初の南部杯優勝を目指します。
 ノンコノユメはユニコーンS、ジャパンダートダービー、武蔵野Sと重賞3連勝。将来を嘱望されましたが、以降は勝ち星なし。久しく鳴りを潜めていましたが、根岸Sで2年3ヵ月ぶりの勝利を飾るとフェブラリーSでも末脚がさく裂。奇跡の復活劇を見せてくれました。追い込み脚質のため展開のファクターがつきまといますが、コーナー2つの盛岡マイルは歓迎のはず。驚異の上がりでセン馬初の南部杯制覇なるか。
 オールブラッシュは一昨年10月から3連勝をマークし、川崎記念を優勝。GIホースの仲間入りを果たしました。以降は白星から遠ざかっていますが、前々走・かしわ記念で逃げてゴールドドリームの2着を死守。今回は大外14番枠に入ったのが微妙ですが、自分の競馬ができれば粘りを発揮します。
 ノボバカラはかきつばた記念(名古屋)、プロキオンS、カペラSとダートGIII3勝。また、昨年の南部杯で逃げてコパノリッキーの2着を確保しました。同じく吉原寛人騎手とコンビを組み、昨年の再現をもくろみます。
 メイショウウタゲはデビューからダート1本でレースを使って通算8勝。前走・エニフSで出遅れながら直線一気を決めて快勝。これで弾みがつきました。
 忘れてならないのがベストウォーリア。2014年、2015年の南部杯を連覇。また5年連続出走はエスポワールシチーに並ぶ最多タイとなります。ダートGIを制したのは南部杯のみですから、盛岡ダート1600mはベストウォーリアにとってベストの舞台。2015年10月12日(南部杯)以来、久々の美酒を味わい、古豪復活のシーンが見られるか。
 地方からはコスタアレグレ、ミッキーヘネシー(高知)の2頭。迎え撃つ岩手は5頭がエントリーし、今年は14頭立て。
 「第31回マイルチャンピオンシップ南部杯」の発走は8日、17時30分。今シーズンのダート戦線を占う意味でも見逃せない一戦となりました。

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