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■2021年01月04日
【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」天馬賞 結果

2021年1月3日
帯広市

 

1月3日(日)「第14回天馬賞」(BG1)の結果
〜メムロボブサップ号が圧巻の勝利、ばんえい史上初の3歳・4歳三冠を達成!〜

 ばんえい十勝で2021年1月3日(日)に行われた「第14回天馬賞」(5歳オープン・BG1)は、メムロボブサップ号が終始先頭を譲らず圧巻の強さで優勝、「柏林賞」「銀河賞」に続き4歳路線三冠を達成しました。
 馬場水分1.1%、4歳路線(明け5歳)の頂点を決める本レースは、スタートから全馬スムーズに第一障害を越えていきます。メムロボブサップ号がレースの流れを作りますが、それをアオノブラック号、インビクタ号、コマサンエース号らが追いかける展開となります。
 メムロボブサップ号が先頭を譲らず、第二障害に到着すると、一番手に仕掛けたものメムロボブサップ号。すぐにアオノブラック号、インビクタ号も続きますが、先にクリアしたメムロボブサップ号がそのまま逃げ切りを計ります。なんとか差を縮めたいアオノブラック号が後ろに迫りますが、メムロボブサップ号は一歩も譲らずそのまま押し切り勝ち。まさに王者の風格が漂う強い競馬で4歳三冠を達成しました。2着には同世代のライバルとして切磋琢磨を重ねたアオノブラック号が、3着には後続馬の集団を抜け出したジェイエース号が入りました。
 メムロボブサップ号は、2歳「イレネー記念」、3歳「ばんえいダービー」、4歳「天馬賞」と、全ての世代BG1レースを制覇。キタノタイショウ号、センゴクエース号に続く歴代3頭目となりました。
 管理する坂本東一調教師、騎乗した阿部武臣騎手は「天馬賞」初優勝となりました。

<メムロボブサップ号のプロフィール> ※2021年1月3日現在
生年月日・毛色 :2016年4月14日(牡5歳・鹿毛)
血統  :父 ナリタボブサップ 母 ピュアレディ (母父)アキバオーショウ
生産者  :竹澤一彦 氏
馬主  :竹澤一彦 氏
厩舎  :坂本東一 厩舎
通算成績 :42戦17勝(うち重賞8勝) 

  【坂本東一調教師のコメント】
4歳路線三冠も達成でき、言葉にならないくらい嬉しいです。これでぐっすり眠れそうです。ポイントは阿部騎手がつかんでいるので安心して任せていました。流れも終始メムロボブサップのペースでしたし、最高のレースができたのではないでしょうか。ゴール前10m付近で勝利を確信しました。かん高い性格なので調教を少し強めにし、体重が減りましたが、ピークをここに持ってくることができました。これからは馬の状態を見ながら、筋肉をほぐすようにリラックスさせる時間を作り、今後の一線級が相手の古馬戦に備えたいです。
 【阿部武臣騎手のコメント】
このところ調子良く来ていましたが、前走体重が増えすぎていたので調教をし直し今日に挑みました。目方は減りましたが、ベストの体重まで落ちていたので気にせず思い切って乗りました。一昨年の「ばんえいダービー」より気持ちは楽に騎乗できましたね。自信を持って騎乗したので、メムロボブサップのペースでレースを作ることができました。ゴール前まで辛抱してくれるだろうかと思っていましたが、今日は障害を降りてからよく歩いてくれました。昨年から古馬戦に参戦していますが、レースの流れに慣れて良い競馬をしてくれているので、さらに上を目指していきたいと思います。馬主さんをはじめ、皆が思っているように、将来的には一番大きいところを獲りたいです。
これからもメムロボブサップ共々、応援よろしくお願いします。

     以 上

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