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【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」第32回銀河賞 結果

2024年9月22日
帯広市

9月22日(日)「第32回銀河賞」(BG2)の結果
〜タカラキングダム号が強烈な末脚を見せ4歳ニ冠目を飾る!〜

ばんえい十勝で2024年9月22日(日)に行われた「第32回銀河賞」(4歳オープン・BG2)は、タカラキングダム号がゴール前で先頭を行くクリスタルゴースト号を強烈な末脚で鋭く差し切り優勝しました。
直前に小雨が降りましたが、馬場水分1.0%で行われた本レース。スタートから一斉に飛び出した全馬。まずはサクラヤマト号、クリスタルゴースト号の2頭を先頭に各馬第一障害を越えていきます。道中はクリスタルゴースト号が果敢に先行策を打ち、それを見る形でアシュラダイマオー号、ジェイヒーロー号、ジェイライフ号らが追走。各馬ややばらけながら第二障害へと向かっていきます。
全馬が第二障害下にたどり着く前に、最初に仕掛けたのはジェイヒーロー号。続いてジェイライフ号、クリスタルゴースト号と登坂を開始。その中でクリスタルゴースト号がすんなりと一腰で障害を越え、一気に後続との差を広げます。離れた2番手でマルホンリョウユウ号、アシュラダイマオー号、タカラキングダム号と障害をクリア。クリスタルゴースト号と後続との差はセーフティーリードかと思われましたが、ここから次元の違う脚色を見せたのはタカラキングダム号。残り30mを過ぎたあたりで脚が止まったクリスタルゴースト号に強烈な末脚で並びかけると、ゴール手前で見事に差し切り優勝。8月のはまなす賞に続く重賞3連勝で4歳二冠目を飾りました。
タカラキングダム号を管理する村上慎一調教師は「銀河賞」を2019年のキタノユウジロウ号に続く2勝目、騎乗した金田利貴騎手は初制覇となりました。

<タカラキングダム号のプロフィール> ※2024年9月22日現在
生年月日・毛色:2020年3月26日(牡4歳・鹿毛)
血統     :父 キタノオーロラ  母 フジ姫 (母父) ランタロー
生産者    :佐藤 文明氏
馬主   :下内 美繪子氏
厩舎   :村上 慎一厩舎
通算成績   :43戦16勝(うち重賞5勝)

【村上慎一調教師のコメント】
トップハンデでしたが、勝つことが出来て嬉しいです。前走のレースを見た時から、馬が自信をもって走っているように感じました。騎手も勢いがあったので良かったと思います。道中が遅れがちな馬なので、雨が降った時は少し心配していました。
レースが始まって道中後ろの方にいましたが、ハンデがあったのでそこは仕方ないと思って見ていました。第二障害を降りたときは間に合うかわからなかったので勝てて嬉しいです。
今回ハンデがあっても勝てたので、三冠目は負けられないです。三冠取れるようにこれからも体調を整えて頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

【金田利貴騎手のコメント】
勝ててほっとしています。厩舎の皆様や、この馬に関わっている人たちに感謝したいです。この馬は乗るたびにすごいことをしてくれるので、毎回驚いています。ハンデがあったので少し厳しいレースになると思っていましたが、この雨が良い方に働いてくれました。
道中は重たそうにしていたので大変でした。先頭集団と距離があったので、追いつくことが出来なかったら仕方ないと腹をくくっていました。第二障害を降りたとき、前の馬がかなり前に見えていたので届かないかもしれないと思いましたが、脚色が鈍ることなく、頑張って歩いてくれたので勝てました。
三冠目がかかっているというチャンスに騎乗できることは中々ないと思いますので、責任を感じながらレースを頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

以 上