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オートレース選手インタビュー
今年のスピード王は佐藤貴也選手!|佐藤 貴也選手
2022年11月 9日

2022年10月23日に浜松オートで行われた"GIスピード王決定戦"。佐藤貴也選手が優勝を飾りGI6個目となるタイトルを獲得!レースだけではなくパフォーマンスでファンでも盛り上げる佐藤選手。スピード王の時の状態をお話しして頂きました。

(取材日:2022年10月25日)

インタビュー / AKI

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AKI:GIスピード王決定戦優勝おめでとうございます!

佐藤:ありがとうございます!

AKI:優勝戦のレース後にはすぐにガッツポーズが見られましたが、振り返ってどんな思いがあったんですか?

佐藤:獲りに行くレース獲れたので喜びが溢れましたね。

AKI:スピード王の節を振り返るとエンジンの状態はいかがでしたか?

佐藤:ここ最近の浜松、暖かい時期のエンジン状態は良かったんですが、スピード王の時はギリギリ暖かく状態は良かったと思います。真夏がすごく動いてくれていましたね。スピード王が終わってからは冷え込んでいるのでのもう少し時期が遅かったら厳しかったかもしれませんね。スピード王でも気温が低くなるにつれて動きが怪しくなって2日目には4着でした。「あれ?」という感じがしたので下回りをバラしてロット交換をしました。それをやってから少しずつセッティングを扱って状態が上向いた感じですね。2日目が1Rでレース後に時間があったのも良かったですね。その後は日に日に良くなった感じで、準決から優勝戦はリング交換程度、セッティングは扱いませんでした。

AKI:準決勝では凄いスタートも決まりましたよね!

佐藤:あのスタートはちょっと危なかったですね。周りが上手く対応してくれてなんとかなりました。スタート切れすぎてひやっとしましたね。前回のインタビューでもお話ししたんですが、オールスターで落車をしてからスタートは本調子じゃないです。それなりに速いスタートも出るんですが、ガッツリ良いスタートが切れるかというとまだハテナ?な状態ですね。なので、今もクラッチのセッティングや切り方を変えているところで、まだそれに自分が慣れていない感じ。もともと、セッティングと切り方は独特な方だったんですが、今はノーマルな感じで切るようにしています。少しずつ良くなってきて、今はそれなりには切れるようになっています。準決の時は切れすぎて上手く対処ができなかったというところがまだまだというか、おっかなびっくりな感じ。抜群に切れていた時はスタートも抜群に切れて、前の選手の対処も出来ていたのでその辺りがもう少しです。

AKI:エンジンは準決勝の段階で手応えがあったんですか?

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佐藤:そうですね。若井さん(川口25期若井友和選手)に捌かれたんですけど、捌かれた後に若井さんがコーナー張ってて。若井さんってそういう張り方をする人じゃないんで、逆に好印象でした。若井さんがあんな走りになるということは、自分のエンジンが良いということだろうなと捉えました。

AKI:そんな中で迎えた優勝戦。まずは4枠という位置はいかがでしたか?

佐藤:めちゃくちゃ良い位置でしたね。ただ、内枠に速い選手が揃っていたので、自分が行けたらそれが一番ですけど行かれた時の事も想定しながらスタートをしました。なので、外は気にしないようにして内のスタートを意識しながらという感じでした。

AKI:いざスタートを切ってからはどうでしたか?

佐藤:想定では宏和選手(浜松32期鈴木宏和選手)がトップと思っていたんですが、佐藤摩弥選手(川口31期佐藤摩弥選手)が先行して、鈴木宏和選手、自分というスタート順になりました。序盤は上手く良い位置に付けられたかな、と思っていました。

AKI:摩弥選手を追っていく展開になりましたが、エンジンの感じ、比較はいかがでしたか?

佐藤:先月のプレミアムカップ準決勝戦の時にも、摩弥選手の後ろに付けてその時は抜けなかったんですが、スピード王優勝戦の時はプレミアムカップの時とはだいぶ違う印象。自分の方がエンジン強めでした。なので、チャンスを伺いながら後ろに付けていました。落ち着いて走れましたね。後ろに誰かいるのが分かっていながら、前を捌いていくことができたので良かったです。

AKI:佐藤摩弥選手を捌いて先頭に立ってからの気持ちはいかがでしたか?

佐藤:7周目で先頭に立って、後ろの音が少し遠くなった感じがしたのであまり締めすぎても良くないと思いました。なので、しっかりコースを外さないように。僕にしては大きなコースだったと思いますよ。

AKI:改めて、ゴールした瞬間はいかがでしたか?

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佐藤:いや?最高でしたね。位置も良かったですし、節間通して状態も良く、獲りにいけるレースで優勝出来たのでそれが嬉しかったです。

AKI:少しコロナも落ち着いてお客様との距離も近くなったと思いますが、その辺り表彰式はいかがでしたか?

佐藤:お客さんが沢山いたので自分の気持ちもすごく盛り上がりましたね。表彰式はイベントプラザで行われたんですが、お客さんとの距離も近かったですし良い感じでしたね。一人一人の顔も見られますし声援もはっきり聞こえました。

AKI:ファン感も久々に行われて佐藤選手も参加されたんですよね!

佐藤:はい!1日だけでしたが参加しました。久々のファン感では浜松市のバイク祭りと一緒になって例年以上にお客さんに来てもらいましたがやっぱりああいうイベントはいいですね。沢山声もかけてもらえましたし。またパフォーマンスでお客さんを盛り上げたいですね。

AKI:今年は7月に地元GIIを獲って、今回は地元GIスピード王制覇!良い流れですね!

佐藤:最近は充実している感じがありすね。これからもグレードが続いていきますが、冷えてきてどうか。みんなそうだと思うんですけど、春先や秋口とか気温の変化が大きい時はエンジンの調整が難しいと思うので、その時にどれだけ上手く調整が出来るか。乗る方に関しては、最近はミスもなくしっかり乗れていると思うので整備の方を重点的に考えていきたいです。時間帯が違うとまた変わってきますし。気になるところがあればどんどん扱っていこうと思います。調子がいい時に大きなレースが続くことはウェルカムなのでしっかりこの流れに乗っていきたいです!

AKI:それでは最後にご覧の皆様にメッセージをお願いします。

佐藤:今年も残り2ヶ月。グレードレースがどんどん続いていきます。応援よろしくお願いします!

(写真は浜松オートFacebookより)

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

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